【阪神高速淀川左岸線開業で駅周辺は大変貌】
阪神本線淀川駅は大阪市福島区にある。普通のみが停車する駅で新淀川の左岸にあり、当駅を出るとすぐに新淀川を渡る。普通しか停まらないためホーム有効長は4両分しかない。阪神ではかつて6両編成で隔駅に停まる準急が運転されていたため、現在普通しか停まらない駅でも6両分のホームを有している駅が多いが、当駅はこれまで優等列車が停まったことがないため、4両分しかない。電車はデータイムに普通が毎時6本10分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台に普通5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には普通が6本10分毎に運転されている。淀川駅は1905年4月12日に阪神本線開通とともに開業した。2007年4月1日からPITAPAなどICカードの利用が可能になった。
駅構内は高架ホーム2面2線でホーム有効長は18m級車両4両分ある。
淀川駅を出ると新淀川を渡るため、下りホームからは鉄橋を渡り終えて駅に進入してくる上り電車を撮影できる。
ホームから改札がある地上へはエレベーターが設置されている。
淀川駅踊り場には旧淀川橋梁の鋼材のモニュメントが設置されている。
改札は1ヶ所で有人改札になっており、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は2ヶ所で、南北に出られる。北口はかつては駅前に工場があったが、現在は再開発で宅地開発されている。
駐輪場が設置されており、駅周辺には多くの自転車が止められている。
南口は阪神高速の高架下になっており、その南側には海老江下水処理場がある。
阪神高速の高架下には広大な駐輪場が設置されている。
淀川 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 2,654 | 1,355 | 1,299 | 51.1% |
2008年度 | 2,454 | 1,324 | 1,130 | 54.0% |
対08年度比 | 108.1% | 102.3% | 115.0% |
淀川駅の2018年度1日あたりの乗車人員は2,654人で、うち定期利用者は1,355人となっている。定期比率は51.1%で、定期利用者が50%ちょっととなっており、定期比率はそれほど高くない。10年前の2008年度と比較すると全体で8.1%増、定期利用者は2.3%増、定期外利用者は15.0%増となっており、定期外利用者が伸びている。