【関西各駅探訪第770回】JR神戸線芦屋駅

芦屋

【新快速・快速と普通が緩急接続する要衝】

JR神戸線芦屋駅は兵庫県芦屋市にある。新快速停車駅で、新快速と快速が普通と連絡を行う。近年は駅増加により新快速と普通の連絡は片接続となっている。芦屋と言えば、関西屈指の高級住宅街だが、御屋敷街は阪急神戸線より山の手にある。昼間時は新快速と快速が毎時4本15分毎の運転。普通は毎時8本で、7~8分毎の運転となっている。平日朝ラッシュ時上りは、7時台に新快速6本、快速6本、普通10本が運転、8時台に新快速6本、快速7本、普通13本が運転されている。平日夕方ラッシュ時には18時台に新快速8本、快速4本、普通8本が運転。19時台には新快速6本、快速4本、普通8本が運転されている。

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芦屋駅は1913年8月1日に西ノ宮~住吉間に新設された。1980年には駅ビルモンテメールが開業した。1990年3月10日ダイヤ改正で、昼間時に新快速が停車するようになった。1993年3月18日ダイヤ改正では土休日朝の新快速も停車するようになった。2003年12月1日ダイヤ改正で、新快速が終日停車するようになった。

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駅構内はホーム2面6線となっている。2面4線に加えて外側線用の本線が通過線として2線ある。

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ホーム有効長は20m級車両12両分ある。ホームがあるのは内側線のみで新快速は内側線ホームに入る形で停車する。

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駅舎は橋上化されており、ホームから改札階へはエレベータが設置されている。

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改札は1ヶ所で、有人改札となっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

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みどりの窓口とみどりの券売機が設置されている。

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出口は2ヶ所あり、北口はモンテメールの駅ビルに直結している。モンテメールには大丸などの店舗が入っている。

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モンテメールからは連絡橋で、ラボルテに繋がっている。

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北口のバスターミナルやタクシー乗り場はラボルテ側にある。

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駅前からは阪急バスの路線バスが発着している。国道2号線沿いからは阪神バスの路線バスが発着している。

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南口はタクシー乗り場はあるが、バス路線の発着はない。

芦屋 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 28,270 17,800 10,470 63.0%
2006年度 30,493 18,788 11,705 61.6%
対06年度比 92.7% 94.7% 89.4%  

芦屋駅の2016年度1日あたりの乗車人員は28,270人で、うち定期利用者は17,800人となっている。定期比率は63.0%となっている。JR神戸線では西明石に次いで11番目の乗車人員となっている。快速しか停まらない住吉、垂水よりも乗車人員は少ない。10年前の2006年度と比較すると全体で7.3%減、定期利用者は5.3%減、定期外利用者は10.6%減となっている。

  

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