【関西各駅探訪第1371回】阪神本線深江駅

深江

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【神大深江キャンバスはかつての神戸商船大】

阪神本線深江駅は神戸市東灘区にある。阪神本線で神戸の東端に位置する駅で、長らく地上駅として活躍していたが、現在は高架化されて見晴らしがよくなっている。電車は朝ラッシュ時に運転される区間特急と普通が停車し、データイムは普通が毎時6本10分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台には区間特急が5本、普通が5本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には普通が6本運転されている。

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深江駅は1905年4月12日に阪神本線開通とともに開業した。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災により営業を休止。同年1月26日に甲子園~青木間の運転再開とともに営業を再開した。2009年3月20日ダイヤ改正で本線準急の運転が終了し、平日朝ラッシュ時上りで運転されている区間特急が停車するようになった。同年4月18日から高架工事に伴い上り線が仮線に切り替えられた。2010年10月2日に高架工事に伴い下り線も仮設線に切り替えられた。2015年12月12日に下り線が高架化された。2019年11月30日上り線が高架化され、上下線とも高架化された。

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駅構内は高架ホーム2面2線で、ホーム有効長は区間特急停車に対応して18m級車両6両分ある。

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ホームにある灘は日本一の酒どころのポスター。

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ホームから改札がある2階コンコースへはエレベータ、エスカレータが設置されている。

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エスカレータは上下とも設置されている。

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改札は1ヵ所で、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

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改札がある2階コンコースから地上へはエレベータ、エスカレータが設置されている。

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出口は2ヶ所で南北に出られる。南側には深江駅前ビルが建っており、コンビニや飲食店が入っている。

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高架化直後にはかつての地下駅舎の出入り口も残っていた。

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駅南側に稲荷筋沿いに神戸市バスのバス停があり、30番、37番の路線バスが運行されている。

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主要幹線道路と交差している様は阪神沿線の高架化された各駅と似たような光景である。

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北口側にはかつての仮線の上りホームが残っていたが、撤去されて整備が始まっている。北へ徒歩15分ほどの距離にJR神戸線の甲南山手駅がある。

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駅北側には仮設ホーム時代の上りホームが残っていた。

深江 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 9,101 4,877 4,225 53.6%
2008年度 6,874 3,434 3,440 50.0%
対08年度比 132.4% 142.0% 122.8%  

深江駅の2018年度1日あたりの乗車人員は9,101人で、うち定期利用者は4,877人となっている。定期比率は53.6%で、定期利用者が5割強となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で32.4%増、定期利用者は42.0%増、定期外利用者は22.8%増となっており、定期利用者を中心に利用者が増えている。

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