【かつては四国への海上交通の要所だった】
南海本線岡田浦駅は大阪府泉南市にある。泉佐野以南各駅に停まる区間急行と普通が停車する。少し離れた大阪湾に岡田浦漁港がある。電車はデータイム普通が毎時4本運転されている。特急サザン待避の都合もあり等間隔にはなっていない。平日朝ラッシュ時上り7時台には普通が5本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には区間急行1本、普通4本が運転されている。岡田浦駅は1915年11月1日に南海本線吉見ノ里~樽井間に新設開業した。1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1947年6月1日に会社分離により南海電気鉄道の駅となった。
駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分となっている。上下ホーム間には地下連絡道があるが、エレベータが設置されておらずバリアフリー化されていないため、上下ホームにスロープ付の改札が設置されている。
上りホーム側の改札が有人改札で、難波方に設置されている。ICカード対応の自動改札機と自動精算機、自動券売機が設置されている。
下りホーム側の改札は無人でホーム和歌山市方の先端にあるため、かなり狭く、自動改札機1基が設置されているだけである。
岡田浦 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 1,238 | 801 | 437 | 64.7% |
2008年度 | 1,362 | 910 | 452 | 66.8% |
対08年度比 | 90.9% | 88.0% | 96.7% |
岡田浦駅の2018年度1日あたりの乗車人員は1,238人で、うち定期利用者は801人となっている。定期比率は64.7%で、定期利用者が6割強となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で9.1%減、定期利用者は12.0%減、定期外利用者は3.3%減となっている。