【関西各駅探訪第1013回】近鉄南大阪線高見ノ里駅

高見ノ里

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【近鉄沿線なのに駅前からは南海バスが発着】

近鉄南大阪線高見ノ里駅は大阪府松原市にある。普通のみが停車する駅で、河内松原の一つあべの橋寄りにあり、普通を乗り通さなければならないため、あべの橋から一番所要時間がかかる駅となっている。電車はデータイムに普通が毎時6本10分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台、8時台もデータイムと同じく毎時6本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台、19時台も毎時6本の運転となっている。高見ノ里駅は1932年9月1日に大阪鉄道布忍〜河内松原間に新設開業した。大阪薬科大学移転により設置された。1943年2月1日関西急行鉄道の駅となり、1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。

高見ノ里

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駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。

高見ノ里

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上下ホーム間には地下道があるが、エレベーターの設置はない。

高見ノ里

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改札は1ヶ所で、上りホーム側にある。有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

高見ノ里

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スロープが設置されており、バリアフリーに対応している。下りホーム側はスロープ専用の出口を利用しなければならない。

高見ノ里

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出口も1ヶ所で、駅南側に出られる。

高見ノ里

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府道12号線が走っており、駅前には南海バスのバス停がある。駅南側には大阪薬科大学移転後にできた阪南大学高等学校がある。

高見ノ里 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 3,228 2,093 1,135 64.8%
2007年度 3,862 2,574 1,288 66.6%
対07年度比 83.6% 81.3% 88.1%  

高見ノ里駅の2017年度1日あたりの乗車人員は3,228人で、うち定期利用者は2,093人となっている。定期比率は64.8%で、定期利用者は7割を切っており、近年の傾向からすると平均的な数値と言える。10年前の2007年度と比較すると全体で16.4%減、定期利用者が18.7%減、定期外利用者が11.9%減となっている。

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