【関西各駅探訪第1517回】近鉄山田線松ヶ崎駅

松ヶ崎

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【京都市地下鉄松ヶ崎と改札を通らずに直通できる】

近鉄山田線松ヶ崎駅は三重県松阪市にある。普通のみが停車する駅となっている。電車はデータイムに毎時2本の運転、平日朝ラッシュ時上り7時台には5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には3本が運転されている。

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松ヶ崎駅は1930年(昭和5年)4月1日に伊勢電の津新地~新松阪間が開通したが、当駅の位置に駅は設けられなかった。同年5月18日に参急の松阪~参急中川~久居間が開通し、このとき参急松江駅が開業した。1936年(昭和11年)9月15日に参急が伊勢電を合併し、伊勢電は同社の名古屋伊勢本線となった。1937年(昭和12年)11月3日に参急本線と名古屋伊勢本線の駅として松ヶ崎駅が開業し、参急松江駅は廃止された。

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1941年(昭和16年)3月15日に大阪電気軌道が参急を合併、新発足した関西急行鉄道の駅となった。この時の線路名称改定により、当駅は山田線および伊勢線所属駅となった。1944年(昭和19年)6月1日に関西急行鉄道が南海鉄道と合併、近畿日本鉄道の駅となった。1961年(昭和36年)1月22日に伊勢線が廃止された。山田線単独駅となった。2007年(平成19年)4月1日にPiTaPaなどICカードの使用が可能になった。2013年(平成25年)12月21日に終日無人駅化された。

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駅構内は地上ホーム2面2線でホーム有効長は4両分ある。

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上下ホーム間には連絡通路はなく、個別に改札がある。

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下り宇治山田方面行きホームにはICカードリーダーが設置されている。

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上り伊勢中川方面行きホーム側にはICカードリーダーと自動券売機が設置されている。

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出口は各改札1ヶ所で駅南側に出られる。

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駅の西側に駐輪場がある。

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東西出口の間には踏切があるため、反対側へ行くには踏切を渡らなければならない。

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駅の伊勢中川方で交差する道路はかつての近鉄伊勢線の路盤を流用しており、伊勢線にも駅があった。

伊勢朝日 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 2,097 1,497 600 71.4%
2008年度 2,031 1,488 543 73.3%
対08年度比 103.3% 100.6% 110.6%  

伊勢朝日駅の2018年度1日あたりの乗車人員は2,097人で、うち定期利用者は1,497人となっている。定期比率は71.4%で、定期利用者は7割強となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で3.3%増、定期利用者は0.6%増、定期外利用者は10.6%増となっている。

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