【関西各駅探訪第1315回】南海本線住ノ江駅

住ノ江

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【ホームからラピートのネグラが見える】

南海本線住ノ江駅は大阪市住之江区にある。普通のみが停車する駅で、南海本線大阪側の車両基地である住ノ江検車区を併設しているため、構内に出入りする電車は多い。岸里玉出から続く複々線区間の終端部で、当駅から南へは複線となる。電車はデータイムに普通が毎時4本の運転で、特急運転などのため等間隔にはなっていない。平日朝ラッシュ時上り7時台に普通が5本運転されている。8時台には6本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台に普通が7本運転されている。住ノ江駅は1907年8月21日に南海鉄道住吉~堺間に新設された。1916年12月15日にいったん廃止され、1928年2月5日に再開業した。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1947年6月1日に会社分離により南海電気鉄道の駅となった。1977年4月10日に外側線の高架化が完成した。1980年6月15日に高架化が完成し、粉浜から当駅までの複々線化も完成した。

住ノ江

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駅構内は高架ホーム2面4線で、和歌山市方、難波方ともに引上げ線が設置されている。ホーム有効長は21m級車両6両分で、8両編成も停車できるほどの長さがある。

住ノ江

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和歌山市方の引上げ線は上下線に挟まれており、難波からの回送車などはここで折り返して一旦上り線に入る。

住ノ江

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難波方の引上げ線は上り外側線の西側に設置されている。車庫に引き上げる電車はここで折り返して入庫する。

住ノ江

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上り外側線の西側には高架車庫になっている住ノ江検車区があり、ラピートなどが休む姿がホームから見られる。

住ノ江

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ホームから改札がある2階コンコースへはエレベータ、エスカレータが設置されている。

住ノ江

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改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動精算機、自動券売機が設置されている、

住ノ江

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出口は2ヶ所で駅の東西に出られる。駅周辺の道路は狭く駅前にバスの乗り入れはない。

住ノ江

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西側には車庫が広がっているため、高架下にショッピング街があり、西側には商店街がある。

住ノ江 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 5,470 3,034 2,436 55.5%
2008年度 6,198 3,580 2,618 57.8%
対08年度比 88.3% 84.7% 93.0%  

住ノ江駅の2018年度1日あたりの乗車人員は5,470人で、うち定期利用者は3,034人となっている。定期比率は55.5%で、定期利用者が5割強となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で11.7%減、定期利用者は15.3%減、定期外利用者は7.0%減となっている。

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