【当駅始発もある三田線の主要駅】
神鉄三田線岡場駅は神戸市北区にある。最上位種別である特快速以下全ての電車が停車する。駅に神戸市北神区役所を隣接しており、北神地区の中心になっている。駅周辺には有野台、藤原台などの住宅地が広がっており、東側には西宮市山口町との境界があり、神戸市だけでなく西宮市からの利用もある。
電車はデータイム毎時4本の運転で、上下とも普通が運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台には特快速が2本、急行が3本、準急が2本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には普通が4本運転されている。神戸方面への需要だけでなく、三田からJR宝塚線に乗り換える需要もあるため双方向の利用がある。岡場駅は1928年12月18日に神戸有馬電気鉄道三田線開通とともに開業した。1947年1月9日に三木電気鉄道との合併により、神有三木電気鉄道の駅となった。1985年11月16日に高架化が完成した。1995年11月26日にホーム2面4線に拡張された。
駅構内は高架ホーム2面4線で、ホーム有効長は18m級車両6両分あるが、最大編成両数は4両までとなっている。
新開地方は単線になっており、三田方は複線になっている。
ホームから改札がある地上へはエレベータと上りエスカレータが設置されている。
改札は有人改札で1ヶ所ある。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は2ヶ所で東西に出られる。西口がメインでロータリーが設置されている。
ロータリーからは神姫バス、阪急バスの路線バスが乗り入れている。
エコール・リラ ショッピングセンターなどとペデストリアンデッキで結ばれており、駅前にはショッピングセンターの他、北神区役所、北神図書館など公共施設も多い。
東口はロータリーはなく、銀行などがあるだけでバス路線の乗り入れはない。
岡場 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 6,156 | 3,419 | 2,737 | 55.5% |
2008年度 | 5,497 | 3,306 | 2,191 | 60.1% |
対08年度比 | 112.0% | 103.4% | 124.9% |
岡場駅の2018年度1日あたりの乗車人員は6,156人で、うち定期利用者は3,419人となっている。定期比率は55.5%で、定期利用者が6割弱となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で12.0%増、定期利用者は3.4%増、定期外利用者は24.9%増となっており、定期外利用者を中心に利用が増加している。