【特急運転の名残で1線スルー化されている】
近鉄湯の山線中川原駅は三重県四日市市にある。近鉄四日市から一つ目の駅で、高架を下りた先に駅がある。電車はデータイム毎時2本の運転で、平日朝ラッシュ時7時台には4本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には3本、19時台には4本が運転されている。中川原駅は1913年9月24日に四日市鉄道諏訪〜川島村間開通とともに開業した。1931年3月1日に会社合併により三重鉄道の駅となった。1944年2月11日に会社合併により三重交通の駅となった。1956年9月23日に諏訪から当駅までのルートが変更された。1964年2月1日三重交通の鉄道事業が分離され、三重電気鉄道の駅となった。同年3月1日に762mmのナローゲージから1435mmの標準軌に改軌され、架線電圧も直流1500Vに昇圧された。同年3月23日には行き違い設備が設置された。1965年4月1日に会社合併により、近畿日本鉄道の駅となった。2007年4月1日からICカードの利用が可能になった。2012年10月に自動改札機が導入され、無人化された。
駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両3両分ある。
下り湯の山温泉方面行き1番線は1線スルー式になっている。1番線、2番線ともに上下列車の入線ができる。
上下ホーム間には構内踏切が設置されている。
改札は下り湯の山温泉方面行きホーム側にある。
ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は1ヶ所で、西側に出られる。駅周辺の道路は狭く駅前にはロータリーなどはない。駅北側に三重交通の路線バスのバス停がある。
中川原 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 1,038 | 719 | 319 | 69.3% |
2007年度 | 888 | 620 | 268 | 69.8% |
対07年度比 | 116.9% | 115.9% | 119.1% |
中川原駅の2017年度1日あたりの乗車人員は1,038人で、うち定期利用者は719人となっている。定期比率は69.3%で、定期利用者は7割を切っている。10年前の2007年度と比較すると全体で16.9%増、定期利用者は15.9%増、定期外利用者は19.1%増となっている。