【かつての世界一のスーパーコンピュータの名を冠する駅】
神戸新交通ポートライナー京コンピュータ前駅は神戸市中央区にある。ポートアイランドの南部にあり、神戸空港の人と手前の駅となっている。近くにある理化学研究所計算科学研究機構にあった世界最速のスーパーコンピュータ京に因んで、2011年に駅名が改称されたが、現在は京コンピュータもシャットダウンし、新たに富岳と呼ばれるスーパーコンピュータが登場しているため駅名に付いて変更があるのか注目されている。電車はデータイムに毎時9本の運転で、運転間隔は一定していない。平日朝ラッシュ時上り8時台に17本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台に13本が運転されている。京コンピュータ前駅は2006年2月2日にポートアイランド線延伸開通とともにポートアイランド南駅が開業した。2008年4月1日に命名権スポンサー契約により花鳥園前の副駅名が付けられた。2011年7月1日に京コンピュータ前駅に改称された。2014年7月1日に命名権スポンサー契約により神戸どうぶつ王国の副駅名が付けられた。
駅構内は高架ホーム1面2線で、ホーム有効長は6両分ある。神戸空港方には留置線があり、車両の留置が行われることもある。
ホームドアが設置されている。
ホームから改札があるコンコースへはエレベータ、エスカレータが設置されている。
改札は無人化されており、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は2ヶ所で、南北に出られる。南口がメインで、神戸どうぶつ王国や理化学研究所に近い。
北口は駅開業時には更地だったが、開発によりビルなどが建てられてペデストリアンデッキが設置されている。
駅前には神戸どうぶつ王国があり、電車の利用が便利になっている。
京コンピュータ前 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 2,175 | 948 | 1,227 | 43.6% |
2008年度 | 751 | 202 | 549 | 26.9% |
対08年度比 | 289.5% | 468.8% | 223.5% |
京コンピュータ前駅の2018年度1日あたりの乗車人員は2,175人で、うち定期利用者は948人となっている。定期比率は43.6%で、10年前の2008年度は26.9%だったので、定期利用者がかなり増えている。10年前の2008年度と比較すると全体で189.5%増、定期利用者は368.8%増、定期外利用者は123.5%増となっている。