【かつては石油列車も運転されていた】
JR紀勢本線下津駅は和歌山県海南市にある。普通のみが停車する駅で、かつては近隣の石油プラントへのタンカー列車も運転されていた。普通は終日に渡って毎時2本が運転されている。下津駅は1924年8月20日に紀勢西線初島〜加茂郷間に新設された。1959年7月15日に紀勢本線全通により、同本線の駅となった。1967年3月3日には当駅から加茂郷までが複線化された。同年3月11日には当駅から初島までの複線化が完成した。1978年10月2日に新宮〜和歌山間の直流電化が完成した。2018年3月17日に無人化された。2020年3月14日ダイヤ改正からICカードの利用が可能になった。
駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。
上下ホーム間には陸橋が設置されており、改札は下り和歌山方面行きホーム側にある。
改札は1ヶ所で無人化されている。2020年314日からICカードリーダーが設置された。
自動券売機が設置されており切符の購入はできる。
出口も1ヶ所で、駅北側に出られる。
駅前は広く車の乗り入れもできる。駐輪場が整備されており、海南市のコミュニティバスも乗り入れている。
下津 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 418 | 319 | 99 | 76.3% |
2008年度 | 519 | 382 | 137 | 73.6% |
対08年度比 | 80.5% | 83.5% | 72.3% |
下津駅の2018年度1日あたりの乗車人員は418人で、うち定期利用者は319人となっている。定期比率は76.3%で、定期利用者が8割近くを占めている。10年前の2008年度と比較すると全体で19.5%減、定期利用者は16.5%減、定期外利用者は27.7%減となっている。