【関西各駅探訪第1198回】JR紀勢本線太地駅

太地

太地

【くじらの町太地町の中心駅には一部特急も停車する】

JR紀勢本線太地駅は和歌山県東牟婁郡太地町にある。特急くろしおが停車する主要駅で、太地町の中心駅となっている。駅は町の中心部から少し離れており、東側に太地町の中心部があり、くじらの博物館なども東側の半島部にある。

太地

太地

電車は特急くろしおが下り和歌山方面行きが6本、上り新宮方面行きが6本が停車、普通が下り9本、上り10本の運転で、2~3時間置きとなる時間帯が多い。太地駅は1935年7月18日に紀勢中線紀伊勝浦から下里までの開通とともに開業した。1940年8月8日に江住~串本間、新宮~紀伊木本(現在の熊野市)間が開通したことにより紀勢西線の駅となった。1959年7月15日に紀勢本線全通により紀勢本線の駅となった。1985年3月14日に無人化され、特急くろしおの一部が停車するようになった。JR発足後、2014年3月15日ダイヤ改正で、特急くろしおの全てが停車するようになった。2016年12月17日からICOCAなどICカードの利用が可能になった。

太地

太地

駅構内はホーム1面1線で、特急停車のためホーム有効長は9両分ある。

太地

太地

ホームの壁には町の象徴とも言えるくじらが描かれている。

太地

太地

ホーム上にICカードリーダーが設置されている。

太地

太地

ホームは築堤の上にあり、改札がある地上へはエレベータも設置されている。

太地

太地

改札は無人化されており、ホーム上にICカードリーダーが設置されているが、改札付近には何もない。

太地

太地

自動券売機が設置されており、自由席特急券も購入することができる。無人化されているためみどりの窓口は設置されていない。

太地

太地

特急停車駅ということもあり待合室とコインロッカーが設置されている。

太地

太地

駅舎には南紀くろしお商工会太地支所が入居しており、太地町観光案内所も併設されている。観光案内所ではレンタサイクルなども取り扱っている。

太地

太地

駅前からは太地町町営じゅんかんバスが発着しており、タクシーも常駐している。

太地 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 111 66 45 59.5%
2007年度 154 110 44 71.4%
対07年度比 72.1% 60.0% 102.3%  

太地駅の2017年度1日あたりの乗車人員は111人で、うち定期利用者は66人となっている。定期比率は59.5%で、定期利用者は6割弱となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で27.9%減、定期利用者は40.0%減、定期外利用者は2.3%増となっている。

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 鉄道ブログ JRへ にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました