【関西各駅探訪第435回】近鉄大阪線河内国分駅

河内国分

【急行も停車する柏原市の拠点駅】

近鉄大阪線河内国分駅は大阪府柏原市にある。関西福祉科学大前の副駅名が付いている。急行停車駅で、当駅折り返しの普通も運転されている。河内国分駅は1927年7月1日に大阪電気軌道八木線の国分駅として開業した。1941年に関西急行への合併により河内国分に改称された。1982年5月24日に橋上駅舎化され、2003年3月6日ダイヤ変更で急行停車駅となった。

河内国分

ホーム2面4線の橋上駅で、伊勢中川方に引き上げ線がある。当駅にて急行と準急が緩急接続をしたり、急行が特急を待避するダイヤが組まれている。

河内国分

引き上げ線は下り線の左側にあり、折り返し時には上下本線を横断する構造になっている。

河内国分

ホームから橋上にある駅舎へはエレベータとエスカレータが設置されており、バリアフリーに対応している。

河内国分

改札は1ヵ所で、有人改札となっている。ICカード対応の自動改札機や自動券売機が設置されており、特急券販売の窓口や特急券の自動販売機も設置されている。

河内国分

出口は2ヶ所あり、東口がメインとなっている。大きなロータリーがあり、各方面へのバス路線が運行されている。ペデストリアンデッキで結ばれている。駅前にはスーパーライフなどが入ったショッピングセンターがある。

河内国分

駅前で国道25号線と国道165号線が分岐しており、周辺の道路交通量は多い。

河内国分

西口にもロータリーはあるが、東口よりも規模は小さい。駐輪場もあり、レンタサイクルも取り扱っている。

河内国分駅の2016年度1日あたりの乗車人員は8,026人で、うち定期利用者は5,261人となっている。定期比率は65.5%となっており、比較的高い数値になっている。10年前の2006年度と比較すると全体で7.9%減、定期利用者は13.6%減、定期外利用者は5.4%増となっており、定期利用者が減少している。

  

鉄道コム

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