【受験シーズンには受験生がご利益を求めて訪れる】
南海高野線学文路駅は和歌山県橋本市にある。学文路という名前から受験シーズンなどにご利益があるなどで、合格祈願の入場券などが発売される。当駅は無人化されているため、入場券などは橋本駅での販売となる。電車は毎時2本の運転で、3本運転される時間帯もある。平日朝ラッシュ時上り7時台には急行1本、各停2本が運転される。平日夕方ラッシュ時下り18時台には各停が2本運転される。
学文路駅は1924年11月1日に南海鉄道橋本〜紀ノ川口間から分岐する形で当駅まで開通した時に終点として開業した。同年12月25日に九度山まで延伸されて中間駅になった。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1947年6月1日に会社分離により南海電気鉄道の駅となった。2009年2月6日に近代化産業遺産となった。2013年4月1日に無人化された。
駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は16m級車両4両分ある。
上下ホーム間には構内踏切があり、改札は上りホーム側にある。
改札は1ヶ所で、無人化されている。ICカード対応の自動改札機、自動券売機が設置されている。
かつては駅員が配置され、記念切符なども販売されていたが、今は自動券売機と乗車証明書発行機が置かれているのみとなっている。
駅舎内には古びた待合室がある。
出口は1ヶ所で、高台に駅があるため、地上へは階段を昇り降りしなければならない。
駅前からは橋本市のコミュニティバスが発着している。