【本線の車両も入場する千代田工場の最寄駅】
南海高野線千代田駅は大阪府河内長野市にある。各駅に停車する区間急行以下が停車し、河内長野方に千代田検車区、千代田工場があり、当駅で始発終着となる各停も多い。電車はデータイムに区間急行2本、各停2本が運転されている。各停は3〜4本運転される時間帯が多く、1時間あたり5〜6本の運転となっている。平日朝ラッシュ時上り7時台には区間急行が2本、準急が1本、各停が6本運転されている。このうち準急と各停1本が当駅始発となっている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には各停が6本運転されている。千代田駅は1938年2月11日に南海鉄道滝谷〜長野間に新設開業した。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となり、1947年6月1日に会社分離により南海電気鉄道の駅となった。1989年に橋上駅舎化されてロータリーが整備された。2012年3月にエレベーターが設置された。2013年3月には東口ロータリーが整備された。
駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両8両分ある。
橋本方には千代田車庫があり、上下渡り線などがあるが、駅構内からは離れたところにある。
ホームから改札がある橋上駅舎へはエレベーターが設置されている。
エスカレータは上りだけ設置されている。
改札は2ヶ所あり、エレベーター利用者用に専用の自動改札機が設置されている。
メインの改札は有人改札で、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は2ヶ所で、西口がメインとなっている。
西口にはロータリーが整備され、南海バスの路線バスが乗り入れている。
西口には駐輪場も整備されている。
東口にもロータリーが整備されたが、路線バスの乗り入れはない。
千代田 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 6,901 | 4,731 | 2,170 | 68.6% |
2007年度 | 8,254 | 5,186 | 3,068 | 62.8% |
対07年度比 | 83.6% | 91.2% | 70.7% |
千代田駅の2017年度1日あたりの乗車人員は6,901人で、うち定期利用者は4,731人となっている。定期比率は68.6%で、定期利用者が7割近くを占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で16.4%減、定期利用者は8.8%減、定期外利用者は29.3%減となっており、大幅に減少している。