【イオンモール開業で周辺の状況が一変した新設駅】
JR京都線桂川駅は京都市南区にある。普通のみが停車する駅で、朝ラッシュ時京都から快速となる列車は通過する。阪急京都線洛西口や桂と競合しており、洛西ニュータウンからの利用者を分け合う形になっている。電車はデータイムに高槻以東各駅に停車する快速が毎時4本15分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時下り7時台には普通が7本運転されている。平日夕方ラッシュ時上り19時台には高槻以東各駅に停まる快速が4本、普通が4本運転されている。桂川駅は2008年10月18日にJR京都線西大路〜向日町間に新設開業した。2014年10月17日には駅西側にイオンモール京都桂川が開業し、ペデストリアンデッキで結ばれた。
駅構内はホーム1面4線で、内側線にのみホームがある。
快速停車のためホーム有効長は20m級車両12両分ある。副駅名に久世が付けられている。
駅舎は橋上駅舎で、ホームから駅舎へはエレベーター、エスカレーターが設置されている。
改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動券売機、自動精算機が設置されている。
みどりの窓口、みどりの券売機も設置されている。
出口は2ヶ所あり東西に出られる。東口には駐輪場があり、小さなロータリーがある。
東口には京都貨物ターミナルへ向かう貨物線が走っている。
西口にはロータリーが整備されており、バス路線が乗り入れている。
京都市営バス、阪急バス、京阪京都交通、ヤサカバスなど多くの路線バスが乗り入れており、京都市南部の拠点になっている。
駅前にはイオンモール京都桂川があり、ペデストリアンデッキで繋がっている。駅周辺は開業時には閑散としていたが、再開発によりイオンモールなどができて賑やかになった。
桂川 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 14,926 | 8,899 | 6,027 | 59.6% |
2009年度 | 5,548 | 3,282 | 2,266 | 59.2% |
対08年度比 | 269.0% | 271.1% | 266.0% |
桂川駅の2017年度1日あたりの乗車人員は14,926人で、うち定期利用者は8,899人となっている。定期比率は59.6%で、定期利用者は6割弱となっている。開業翌年の2009年度と比較すると全体で169.0%増、定期利用者は171.1%増、定期外利用者は166.0%増となっている。