【山陽新幹線から神戸中心部へのアクセスと北神方面へのアクセスを担う】
神戸市営地下鉄西神山手線新神戸駅は神戸市中央区にある。山陽新幹線新神戸駅と連絡しており、ここから先六甲山を北神トンネルで抜けて谷上に至る北神急行と直通している。三宮から1駅の立地だが、市街地からは離れており、北側は六甲山が迫る急峻な土地にある。南側には商業施設やホテルなどがあり、街が形成されている。電車はデータイム毎時8本の運転で、北神急行直通が毎時4本、当駅発着が毎時4本運転されている。平日朝ラッシュ時三宮方面行き8時台には19本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には11本が運転され、うち7本が北神急行直通となっている。
新神戸駅は1985年6月18日に山手線大倉山から当駅までの開通とともに開業した。1988年4月2日に当駅から谷上までの間に北神急行北神線が開業し、直通運転を開始した。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災で営業を休止し、2月16日から営業を再開した。
駅構内はホーム2面3線で、谷上方面行きホームが単面ホーム、三宮、西神中央方面行きホームが島式ホームになっている。ホーム有効長は18m級車両6両分ある。
谷上方面行きが1番線、西神中央方面行きが2番線で、3番線は当駅折り返し電車が使用している。
ホームから改札があるコンコースへはエレベータが設置されている。
エスカレータも上下が設置されている。
改札は2ヶ所で南北に設置されている。改札はどちらも有人で北改札が新幹線連絡口になる。有人改札でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
改札付近には誰でも自由に弾けるピアノが置かれている。
南改札は新神戸駅周辺の市街地や生田川方面への出口に近い。有人改札でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は3ヶ所あり、1ヶ所は北口で新幹線連絡口になっている。山陽新幹線新神戸駅への連絡口で、山裾に駅があるため、地下鉄新神戸駅北改札からも結構な距離を歩かなければならない。
北口はもう1ヶ所あり、生田川沿いに出口がある。付近には駐輪場や駐車場があり、南側には野崎通が走っている。
南口は県道30号線長田楠日尾線沿いにある。近くには新神戸トンネルの三宮ICがある。
南口近くには神戸布引ロープウェイのハーブ園山麓駅がある。
地下道で新神戸オリエンタルシティにも繋がっており、ホテルやショッピングセンターに繋がっている。
新神戸 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 23,304 | 10,014 | 13,290 | 43.0% |
2007年度 | 22,460 | 10,159 | 12,301 | 45.2% |
対07年度比 | 103.8% | 98.6% | 108.0% |
新神戸駅の2017年度1日あたりの乗車人員は23,304人で、うち地駅利用者は10,014人となっている。定期比率は43.0%で、定期利用者は5割を割っている。10年前の2007年度と比較すると全体で3.8%増、定期利用者は1.4%減、定期外利用者は8.0%増となっている。