【関西各駅探訪第1413回】近鉄大阪線築山駅

築山

【駅周辺には数多くの古墳が点在する】

近鉄大阪線築山駅は奈良県大和高田市にある。各駅に停車する準急以下が停車する。大和高田と五位堂の間にあり、五位堂で急行と準急が緩急接続を行うことが多いので、大阪上本町方面へは大和高田か河内国分で急行に乗り換えとなる。電車はデータイムに区間準急が毎時3本の運転で、高安まで各駅に停車する。平日朝ラッシュ時上り7時台には準急4本、区間準急1本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には準急4本が運転されている。築山駅は1927年7月1日に大阪電気軌道八木線恩智～高田間開通とともに開業した。1941年3月15日に参宮急行電鉄との合併により関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。2007年4月1日にPITAPAなどICカードの利用が可能になった

築山

駅構内は地上ホーム2面2線でホーム有効長は21m級車両6両分ある。

築山

上下ホーム間には跨線橋が設置されている。エレベータの設置はなく、各ホームに車椅子用のスロープが設置されている。

築山

改札は1ヶ所で上りホーム側にある。有人改札でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

築山

出口は1ヶ所で駅南側に出られる。駅前には駐輪場が整備されているが、駅周辺の道路は狭く路線バスの乗り入れはない。

築山駅の2017年度1日あたりの乗車人員は1,428人で、うち定期利用者は950人となっている。定期比率は66.5%で、定期利用者が7割弱となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で3.2%増、定期利用者は4.9%増、定期外利用者は横ばいとなっている。