【嵐電との連絡で嵐山方面へのアクセスが向上】
京都市交通局東西線太秦天神川駅は京都市右京区にある。東西線の終点で、駅開業後に京福電気鉄道嵐山本線に嵐電天神川駅が設置されて連絡駅となった。嵐電との連絡により、東西線沿線から嵐山方面へのアクセスが便利になった。電車はデータイムに東西線電車が毎時8本の運転で、これに加えて京阪京津線直通電車が毎時3本運転されている。平日朝ラッシュ時8時台に東西線電車が11本、京阪京津線直通電車が2本運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には東西線電車が8本、京阪京津線直通電車が4本運転されている。太秦天神川駅は2008年1月16日に東西線二条からの延伸とともに開業した。
駅構内はホーム1面2線で、ホーム有効長は6両分ある。東西線電車は6両編成、京阪京津線直通電車は4両編成で運転されている。
全面封鎖型のホームドアが設置されている。このためホームから電車の姿を直接見ることはできない。ホームから改札があるコンコースへはエレベータ、エスカレータが設置されている。
改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
改札外にはコインロッカーやATMなども設置されている。
出口は4ヵ所あり、各出口にエレベータが設置されている。1号出口は一番東側に位置しており、御池通の北側にある。天神川御池の交差点に近い。
2号出口は1号出口の南側にあり、ロータリーの東側にある。
ロータリーには京都市営バスが乗り入れている。
3号出口は西側にあり、ロータリーに面した位置にある。
3号出口は嵐電天神川の駅に近く、道路を渡れば乗り換えができる。
4号出口は3号出口に北側にある。
太秦天神川 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 8,751 | 4,814 | 3,937 | 55.0% |
2008年度 | 5,107 | 2,314 | 2,792 | 45.3% |
対08年度比 | 171.4% | 208.0% | 141.0% |
太秦天神川駅の2017年度1日あたりの乗車人員は8,751人で、うち定期利用者は4,814人となっている。定期比率は55.0%で、定期利用者は半分強と言ったところである。開業年度の2008年度と比較すると全体で71.4%増、定期利用者は108.0%増、定期外利用者は41.0%増となっている。