関西各駅探訪第116回~JR嵯峨野線円町駅~

【開業から急成長を遂げ快速停車駅に上り詰めた京都の新興駅】

円町

円町

JR嵯峨野線円町駅は、京都市中京区にある快速停車駅である。2000年9月23日に開業した新しい駅で、二条~花園間の複線高架化と同時に開業した。開業から半年で朝ラッシュ時の快速が停車するようになり、2002年3月23日ダイヤ改正からは全ての快速が停車するようになった。

円町駅は2000年(平成12年)9月23日に山陰本線の二条〜花園間の複線化とともに開業した。2001年(平成13年)4月2日に朝の上り快速3本が停車するようになった。2002年(平成14年)3月23日に快速の全列車が停車するようになった。2003年(平成15年)11月1日にICカードICOCAの利用が可能になった。2013年(平成25年)10月1日にジェイアール西日本交通サービスへ駅業務を委託した。2018年(平成30年)3月17日に駅ナンバリングが導入された。2020年(令和2年)2月7日にみどりの窓口が営業を終了し、翌2月8日にみどりの券売機プラスが稼働を開始した。

円町

円町

円町駅は1面2線の高架駅で、ホーム有効長はJR嵯峨野線最大編成両数野8両分ある。

円町

円町

改札は1ヶ所のみで、地上階にある。ICカード対応の自動改札があり、駅員も配置される有人駅となっている。みどりの窓口も設置されている。

円町

円町

駅の北側は小さな広場になっており、丸太町通りに通じている。

円町

円町

丸太町通り沿いにバス停があり、京都市バスが発着している。

円町

円町

駅の南側にも出口はあるが、住宅が密集しており、道路は狭く、バスやタクシーの乗り入れはない。

2014年度の円町駅の1日あたりの乗車人員は、8,175人で、定期利用者は5,658人となっている。定期比率は69.2%で、近年の傾向からいくと定期比率は高い方である。JR嵯峨野線の中では、京都も含めると4番目の利用者数を誇る。10年前の2004年度の乗車人員は6,877人で、18%強ほど増加している。定期利用、定期外利用とも増加しており、開業以来堅調に利用者を伸ばしてきている。

  

鉄道コム

コメント

タイトルとURLをコピーしました