【関西各駅探訪第1089回】近鉄吉野線下市口駅

下市口

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【特急も停車する大淀町の中心駅】

近鉄吉野線下市口駅は奈良県吉野郡大淀町にある。特急停車駅で、以前は当駅始発終着となる電車も運転されていた。大淀町役場は北へ少し離れたところにあるが、駅周辺は町の中心部になっており、大淀町の中心駅の役割を担っている。電車はデータイム特急が毎時1本、急行が毎時2本運転されており、土休日には特急が毎時2本の運転となる。平日朝ラッシュ時上り橿原神宮前方面行き6時台には特急1本、急行3本、普通1本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には特急2本、急行2本、普通1本が運転されている。下市口駅は1925年10月25日に吉野軽便鉄道の吉野口~吉野間開通とともに開業した。1913年5月31日に社名変更により吉野鉄道の駅となった。1929年8月1日に大阪電気軌道に合併され、同社の吉野線の駅となった。1941年3月15日に会社合併により関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。2007年4月1日にICカードの利用が可能になった。

下市口

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駅構内はホーム2面3線で、ホーム有効長は21m級車両4両分ある。

下市口

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下り吉野方面行きホームが島式ホームになっており、上り橿原神宮前方面行きホームが単面式ホームとなっている。

下市口

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上下ホーム間には構内踏切があり、駅舎は上り3番線側にある。

下市口

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改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

下市口

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出口も1ヵ所で駅南側に出られる。改札は吉野寄りにある。

下市口

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駅前にはロータリーがあり、奈良交通の路線バスが発着している。

下市口

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駅前には商店街がある。

下市口 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 1,597 1,227 370 76.8%
2006年度 2,108 1,608 499 76.3%
対06年度比 75.8% 76.3% 74.0%

下市口駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,597人で、うち定期利用者は1,227人となっている。定期比率は76.8%で、8割近くが定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で24.2%減、定期利用者は23.7%減、定期外利用者は26.0%減となっている。

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