【関西各駅探訪第1075回】JR学研都市線松井山手駅

松井山手

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【京阪が開発した新興住宅地は今や学研都市線の核の一つとなった】

JR学研都市線松井山手駅は京都府京田辺市にある。駅は京都府京田辺市にあるが、周辺は大阪府枚方市や京都府八幡市との境界になっており、利用者は3市に跨っている。快速以下全ての電車が停車する主要駅で、当駅で折り返す普通電車も多い。駅周辺は京阪電鉄が開発した京阪東ローズタウンが広がっており、駅も京阪電鉄が建設費を負担した請願駅となっている。JR湖西線の小野も同様のケースとなっている。データイムには区間快速が毎時4本運転されている。区間快速の設定で普通が四条畷折り返しとなり、乗車チャンスは8本から4本に減少した。平日朝ラッシュ時下り京橋方面行き7時台には快速が3本、区間快速が5本、普通が3本運転されている。同8時台には快速が3本、区間快速が4本、普通が4本運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には快速が4本、普通が4本運転されている。松井山手駅は1989年3月11日の木津~長尾間の電化に合わせて開業した。2002年3月23日ダイヤ改正で、当駅で行われていた増解結が京田辺に移った。2003年11月1日からICカードの利用が可能になった。

松井山手

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駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両8両分ある。

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京橋方には渡り線があり、構内折り返し運転に対応している。

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木津方には引き上げ線が1線ある。当駅から木津までは単線になっている。

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掘割に駅があり、改札は橋上駅舎にある。ホームから駅舎へはエレベータが設置されている。

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改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

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みどりの窓口、みどりの券売機も設置されている。

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駅舎は橋上駅舎だが、掘割構造のため駅舎を出ると地上と同じレベルになっている。

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出口は2ヶ所あり、東西に出られる。両方にロータリーがあるが、東口にはバスの乗り入れはない。

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西口からは各方面への路線バスや高速バスが発着している。

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京田辺市内にあるため、同地にゆかりのある一級和尚の銅像も建てられている。

松井山手 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 7,167 5,433 1,734 75.8%
2007年度 6,263 4,655 1,608 74.3%
対07年度比 114.4% 116.7% 107.8%  

松井山手駅の2017年度1日あたりの乗車人員は7,167人で、うち定期利用者は5,433人となっている。定期比率は75.8%で、定期利用者が7割以上を占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で14.4%増、定期利用者は16.7%増、定期外利用者は7.8%増となっている。

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