京阪2600系

2614F

2614F

会社名 京阪電気鉄道
形式 2600系
使用線区 京阪本線・鴨東線・宇治線
制御方式 界磁位相制御1C4M
主電動機 直流複巻電動機定格155kW
ブレーキ 回生併用電気指令式空気ブレーキ
台車 KW37・KW69・FS337・FS399・FS509・KS58・KS63・KS73・KW79
最高速度 110km/h
加速度 2.5km/h/s
製造初年 1978年
電気方式 直流1500V
軌間 1435mm
保安装置 ATS
座席定員 48(140) 先頭車
48(150) 中間車
扉枚数/座席形状 18m級3扉ロングシート
所属 寝屋川車庫
編成 7両
既存両数 49両
製造両数 108両
製造メーカー 川崎重工

京阪2600系は1978年に2000系を改造して製造された通勤型車両で、2000系は1959年より製造されているので、そこから換算すると、製造から50年以上が経っている。架線電圧600Vから1500Vへの昇圧を前提に複電圧仕様の車両となった。

主電動機は直流複巻電動機で、600V時130KW、1500V時155KWで使用された。制御装置は界磁位相制御となり、2000系時代と同じく回生ブレーキ付きとなった。起動加速度は2.5km/h/sとなり、2000系と違い、加速より高速性を重視した走りとなった。車体更新も実施され、パンタグラフは下枠交差型に取替、前面行き先表示器の取付、スカートの取付、前照灯のシールドビーム化などが行われた。2600系0番台は前述したとおり、2000系改造車として103両が製造された。1981年には完全新造車の2630系7両編成4本が製造された。

 

2019年京阪2600系編成表 7両編成 63両
←出町柳 淀屋橋→
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車
2600Mc’ 2900T 2700M’ 2900T 2700M’ 2700M’ 2800Tc
2631 2941 2741 2951 2751 2731 2831
2632 2942 2742 2952 2752 2732 2832
2633 2943 2743 2953 2753 2733 2833
2634 2944 2744 2954 2754 2734 2834
2600Mc’ 2700M’ 2900T 2700M’ 2800Tc’ 2600Mc’ 2800Tc’
2601 2701 2801 2718 2818 2619 2819
2600Mc’ 2900T 2700M’ 2700M’ 2800Tc 2600Mc’ 2800Tc’
2609 2919 2719 2709 2809 2625 2825
2600Mc’ 2900T’ 2600Mc’ 2900T 2700M’ 2700M’ 2800Tc
2624 2924 2614 2914 2603 2703 2803

 

【廃車】

2600系は2001年から廃車が始まった。2001年に2622F4両編成が廃車となったのを皮切りに、2002年には2611F、2616Fの4両編成と2627-2827、2714-2814のユニットが廃車になった。

2006年には2618-2918、2907、2908が廃車になった。2009年には2200系と連結していた2629-2729-2829が編成を組んでいた2218他の2200系と一緒に廃車となった。2009年には2610F、2612-2912、2909も廃車となった。

2010年には京阪ミュージアムトレインとして使用されていた2602・2702・2802・2712・2812が廃車となった。2011年には新塗装化された2604Fが2724-2824とともに廃車となった。

2012年には13000系4両編成5本が導入され、2613F・2615F・2617F・2620F・2621Fの4両5本が廃車になった。2013年には2606・2706・2806・2626・2826・2605・2705・2805・2628・2828・2608・2708・2808が廃車になった。2015年には2623Fが廃車になった。

2020年6月現在、0番台7両編成3本、30番台は7両編成4本が在籍している。

  

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