【一部列車は快速化されて通過する1線スルー化された行き違い駅】
JR山陰本線安栖里駅は京都府船井郡京丹波町にある。安栖里と書いて“あせり”と読む。普通のみが停車する駅で、近年利用者数の少ない駅を通過する快速が設定されており、当駅も通過する。列車は毎時1本の運転で、1線スルー化されているため、特急と行き違いを行う列車も多い。安栖里駅は1957年2月11日に和知~立木間に新設開業した。2012年3月17日ダイヤ改正で一部の普通列車が通過するようになり、2013年3月16日からは当該列車が快速となった。
駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両4両分ある。
行き違い駅のため、行き違い設備は4両分以上あり、特急列車の行き違いも可能となっている。
1線スルー化されており、1番のりばが本線となっており、こちら側を特急が通過する。
駅は無人化されており、改札もない。出口は上下ホームそれぞれにあり、高台に駅があるため、階段を下りて地上に出る形になっている。
近くを国道9号線が走っており、町民グランドなどもあるが、利用者増には結び付いていない。
1番のりば側ホームは高台の集落にそのまま出られる出口がある。ロータリーがあるが、バス路線の発着はない。
安栖里 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 14 | 11 | 3 | 80.0% |
2006年度 | 33 | 27 | 5 | 83.3% |
対06年度比 | 41.6% | 39.9% | 49.9% |
安栖里駅の2016年度1日あたりの乗車人員は14人で、うち定期利用者は11人となっている。定期比率は80.0%で、8割が定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で58.4%減、定期利用者は60.1%減、定期外利用者は50.1%減となっている。