【六甲ライナー連絡駅は快速も停車】
JR神戸線住吉駅は神戸市東灘区にある。快速停車駅で、六甲アイランドに乗り入れる六甲ライナーとの連絡駅になっている。電車はデータイム快速が毎時4本15分毎の運転。普通は毎時8本7〜8分毎の運転となっている。普通は2本に1本が東西線直通で、尼崎で新三田発の高槻行きと接続している。平日朝ラッシュ時上り大阪方面行き7時台には快速6本、普通10本が運転されている。ピーク時間帯には快速が7〜8分毎、普通が4分毎に運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には快速が4本、普通が8本運転されている。
住吉駅は1874年6月1日に西ノ宮〜三ノ宮間に新設開業した。1895年4月1日に路線名制定により東海道本線の駅となった。1912年8月11日に駅が南寄りに移転した。1984年2月1日に貨物の取り扱いを中止した。JR発足後、1988年4月14日に橋上駅舎が完成した。1989年3月3日には駅ビルが完成。1990年2月21日に六甲ライナーが開通して連絡駅となった。同年3月10日ダイヤ改正で快速が停車するようになった。2003年11月1日からICカードの利用が可能になった。
駅構内はホーム2面4線で、快速が停車するため、ホーム有効長は20m級車両12両分ある。
ホームはカーブしており、神戸方では制限がかかるため、新快速も若干速度を落として通過する。
下りホームの南側には六甲ライナーの高架ホームがある。
改札コンコース内にはコンビニも設置されている。
改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
みどりの窓口、みどりの券売機も設置されている。
六甲ライナー住吉駅は隣接しており、駅コンコースは同一レベルにあり乗り換えは容易にできる。
出口は2ヶ所で南北に出られる。北口はロータリーがあるが、バスの乗り入れはなく、タクシーと自家用車が乗り入れるだけとなっている。
北口には灘目水車のモニュメントがある。
南口にもロータリーがあり、神戸市バスや六甲アイランドへ向かう神戸フェリーバスなどが発着している。
南側では神戸市立東灘区民センターなどがある複合ビルとペデストリアンデッキで繋がっている。
住吉 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 36,075 | 25,293 | 10,782 | 70.1% |
2007年度 | 36,908 | 25,252 | 11,656 | 68.4% |
対07年度比 | 97.7% | 100.2% | 92.5% |
住吉駅の2017年度1日あたりの乗車人員は36,075人で、うち定期利用者は25,293人となっている。定期比率は70.1%で、定期利用者が7割ちょっととなっている。10年前の2007年度と比較すると全体で2.3%減、定期利用者は0.2%増、定期外利用者は7.5%減となっており、微減傾向にある。