【関西各駅探訪第1031回】JR神戸線住吉駅

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【六甲ライナー連絡駅は快速も停車】

JR神戸線住吉駅は神戸市東灘区にある。快速停車駅で、六甲アイランドに乗り入れる六甲ライナーとの連絡駅になっている。電車はデータイム快速が毎時4本15分毎の運転。普通は毎時8本7〜8分毎の運転となっている。普通は2本に1本が東西線直通で、尼崎で新三田発の高槻行きと接続している。平日朝ラッシュ時上り大阪方面行き7時台には快速6本、普通10本が運転されている。ピーク時間帯には快速が7〜8分毎、普通が4分毎に運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には快速が4本、普通が8本運転されている。

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住吉駅は1874年6月1日に西ノ宮〜三ノ宮間に新設開業した。1895年4月1日に路線名制定により東海道本線の駅となった。1912年8月11日に駅が南寄りに移転した。1984年2月1日に貨物の取り扱いを中止した。JR発足後、1988年4月14日に橋上駅舎が完成した。1989年3月3日には駅ビルが完成。1990年2月21日に六甲ライナーが開通して連絡駅となった。同年3月10日ダイヤ改正で快速が停車するようになった。2003年11月1日からICカードの利用が可能になった。

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駅構内はホーム2面4線で、快速が停車するため、ホーム有効長は20m級車両12両分ある。

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ホームはカーブしており、神戸方では制限がかかるため、新快速も若干速度を落として通過する。

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下りホームの南側には六甲ライナーの高架ホームがある。

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改札コンコース内にはコンビニも設置されている。

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改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

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みどりの窓口、みどりの券売機も設置されている。

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六甲ライナー住吉駅は隣接しており、駅コンコースは同一レベルにあり乗り換えは容易にできる。

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出口は2ヶ所で南北に出られる。北口はロータリーがあるが、バスの乗り入れはなく、タクシーと自家用車が乗り入れるだけとなっている。

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北口には灘目水車のモニュメントがある。

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南口にもロータリーがあり、神戸市バスや六甲アイランドへ向かう神戸フェリーバスなどが発着している。

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南側では神戸市立東灘区民センターなどがある複合ビルとペデストリアンデッキで繋がっている。

住吉 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 36,075 25,293 10,782 70.1%
2007年度 36,908 25,252 11,656 68.4%
対07年度比 97.7% 100.2% 92.5%  

住吉駅の2017年度1日あたりの乗車人員は36,075人で、うち定期利用者は25,293人となっている。定期比率は70.1%で、定期利用者が7割ちょっととなっている。10年前の2007年度と比較すると全体で2.3%減、定期利用者は0.2%増、定期外利用者は7.5%減となっており、微減傾向にある。

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