【関西各駅探訪第1014回】京阪交野線村野駅

村野

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 【大阪府内最大規模の浄水場とあのメジャーリーガーの出身校の最寄駅】

京阪交野線村野駅は大阪府枚方市にある。枚方市と交野市の境界に近く、枚方市内にしては周辺は長閑な景色が広がっている。駅東側にはかつてのメジャーリーガー上原投手を生み出し、高校ラグビーでも有名な東海大付属仰星高校がある。電車はデータイムに毎時6本10分毎に運転されている。平日朝夕ラッシュ時には毎時8本が運転されている。村野駅は1929年7月10日に信貴生駒電鉄枚方線の駅として開業した。1939年5月1日に交野電気鉄道の駅となった。1945年5月1日に会社合併により京阪神急行電鉄の駅となった。戦後1949年12月1日に京阪電気鉄道の駅となった。1971年6月6日に宮之阪から当駅までの間が複線化された。1972年4月2日に当駅から交野市までの間が複線化された。2014年11月17日にエレベータが設置された。

村野

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駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両5両分ある。現在は交野線電車は全て4両編成で運転され、ワンマン化されているため、後部確認用のミラーが設置されている。

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上下ホーム間には地下道があり、エレベータも設置されている。

村野

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改札は1ヵ所で下り私市方面行き側にある。有人改札でICカード対応の自動改札機、自動券売機、自動精算機が設置されている。

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出口も1ヵ所で、東側に出られる。駅前には府道7号線が走っており、交通量は多い。駐輪場が整備されているが、駅前にバス路線の乗り入れはなく、タクシーも常駐していない。

村野 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 2,930 1,717 1,213 58.6%
2007年度 3,049 1,812 1,237 59.4%
対07年度比 96.1% 94.8% 98.1%  

村野駅の2017年度1日あたりの乗車人員は2,930人で、うち定期利用者は1,717人となっている。定期比率は58.6%で、定期利用者が6割を切っており、支線レベルとしては定期利用者は少ない。10年前の2007年度と比較すると全体で3.9%減、定期利用者は5.2%減、定期外利用者は1.9%減となっており、定期利用者が減少しているが、定期外利用者の減少幅は小さい。

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