【奈良時代に創建された歴史ある道成寺への最寄駅】
JR紀勢本線道成寺駅は和歌山県御坊市にある。駅から徒歩5分の距離に道成寺がある。普通のみが停車する駅で、御坊より1駅新宮寄りにあるため、列車回数は少ない。朝と夕方一部の時間帯のみ2本が運転され、その他は終日毎時1本の運転となっている。道成寺駅は1930年12月14日に国鉄紀勢西線の駅として開業した。1959年7月15日に紀勢本線全通により同線の駅となった。1985年3月14日に無人化された。
駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。
上下ホーム間には陸橋があるが、エレベーターの設置はない。
ホームには安珍・清姫伝説のパネルがある。
駅舎は上り新宮方面行き側にある。
無人化されており、自動改札機、自動券売機の設置はない。ICカードリーダーなども設置されていないためICカードの利用はできない。
出口も1ヶ所で駅北側に出られる。
駅は御坊市にあるが、駅の北側は日高川町との境界があり、道成寺は日高川町にある。
道成寺 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 92 | 80 | 12 | 87.0% |
2007年度 | 105 | 88 | 17 | 83.8% |
対07年度比 | 87.6% | 90.9% | 70.6% |
道成寺駅の2017年度1日あたりの乗車人員は92人で、うち定期利用者は80人となっている。定期比率は87.0%で、定期利用者が9割近くを占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で12.4%減、定期利用者は9.1%減、定期外利用者は29.4%減となっている。