【関西各駅探訪第904回】京阪交野線交野市駅

交野市

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【橋上駅舎に駅ビルも備える交野市の中心駅】

京阪交野線交野市駅は大阪府交野市にある。交野線の中心駅の一つで、駅の東側には交野市役所もある。西側は枚方市との境界に近く、交野市だけでなく、枚方市民の利用もある。電車はデータイム毎時6本10分毎の運転で、平日朝ラッシュ時上り枚方市方面へは7時台に8本運転されている。以前は本線直通の快速急行おりひめの運転があったが、現在は線内運転のみとなっている。平日夕方ラッシュ時下り私市方面行きはデータイムと同じ毎時6本10分毎の運転となっている。
交野市駅は1929年7月10日に信貴生駒電鉄枚方線の交野駅として開業した。1939年5月1日には、路線譲渡により交野電気鉄道の駅となった。1945年5月1日に会社合併により京阪神急行電鉄の駅となった。1949年12月1日に会社分離により京阪電気鉄道の駅となった。1972年4月2日に当駅から村野までの複線化が完成した。1977年11月1日に交野市駅な改称された。1987年5月29日に当駅から森信号所までの間が複線化された。1994年11月23日に橋上駅舎化された。1995年3月28日には駅前に京阪交野ビルが完成した。

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駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両5両分ある。なお、交野線電車は現在全て4両編成で運転されている。

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私市方には上下線の渡り線がある。複線化完成前まで当駅折り返しが設定されていた名残と言える。

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ホームから橋上駅舎へはエレベーター、エスカレーターが設置されている。

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エスカレータは上りのみが設置されている。

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改札は橋上駅舎内にあり有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

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出口は2ヶ所で、西口がメインとなっている。西口には京阪交野ビルがある。

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ロータリーが整備されており、京阪バスが乗り入れている。

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東口にはロータリーはなく、周辺の道路は狭い。駐輪場が整備されており、駅周辺は住宅地となっている。

交野市 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 5,146 2,494 2,652 48.5%
2007年度 5,502 2,606 2,896 47.4%
対07年度比 93.5% 95.7% 91.6%  

交野市駅の2017年度1日あたりの乗車人員は5,146人で、うち定期利用者は2,494人となっている。定期比率は48.5%で、定期利用者が5割を割っている。10年前の2007年度と比較すると全体で6.5%減、定期利用者は4.3%減、定期外利用者は8.4%減となっており、微減傾向にある。交野線内では河内森の次いで乗車人員が多い。

  

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