【関西各駅探訪第1005回】神鉄三田線・公園都市線横山駅

横山

横山

【公園都市線を分岐する三田線北部の結節点】

神鉄三田線、公園都市線横山駅は兵庫県三田市にある。三田線と公園都市線が分岐する結節点だが、両線は直通運転を行っているため、駅構内は広くない。電車は三田線がデータイムに毎時4本15分毎の運転、平日朝ラッシュ時上り新開地方面行きが6時台に特快速2本、急行1本、普通1本が運転、7時台には急行4本、準急1本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り三田方面18時台には普通が8本運転されている。このうち4本は公園都市線電車となっている。公園都市線電車は終日毎時4本15分毎の運転で、全ての電車が三田まで直通している。

横山

横山

横山駅は1928年12月18日に三田線開通とともに電鉄横山駅として開業した。1988年4月1日に横山に改称された。1990年5月20日に100mほど三田方に移転した。1991年3月24日当駅から三田までが複線化された。同年10月28日に公園都市線フラワータウンまでが開通し、当駅に乗り入れを開始した。

横山

横山

駅構内は島式ホーム1面2線で、ホーム有効長は18m級車両5両分ある。ラッシュ時の増結で5両編成での運転もあったが、現在は全て4両以下での運転となっている。

横山

横山

駅構内は掘割の中にあり、駅舎は橋上にある。ホームから駅舎へはエレベーターが設置されている。

横山

横山

改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

横山

横山

駅窓口で企画乗車券などを購入できる。駅舎内にはコインロッカーも設置されている。

横山

横山

出口は2ヶ所で、東側は丘陵地に横山町の住宅地が広がっている。

横山

横山

西口にはロータリーがあるが、バス路線の乗り入れはない。

横山

横山

西口には三田学園高校があり、朝夕には高校生の利用が多い。三田学園前の副駅名も付けられている。

横山 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 2,320 1,609 711 69.4%
2007年度 1,806 1,184 622 65.6%
対07年度比 128.5% 135.9% 114.3%  

横山駅の2017年度1日あたりの乗車人員は2,320人で、定期利用者は1,609人となっている。定期比率は69.4%で、定期利用者が7割近くを占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で28.5%増、定期利用者は35.9%増、定期外利用者は14.3%増となっている。

このエントリーをはてなブックマークに追加

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました