阪神本線(西宮~新開地間)ガイド【灘の酒どころを経ておしゃれな神戸の街へと向かう】

8233F直通特急大阪梅田

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4.阪神本線(西宮~新開地間)路線ガイド

 

西宮を出ると中央に折り返し線2線を挟んで左カーブして高架線を進む。香櫨園までが高架線で、2面2線の香櫨園を出ると高架線を下りて地上線を走り、芦屋市に入り2面2線の打出を過ぎると芦屋となる。芦屋は特急停車駅で、全ての優等列車が停車する。芦屋は2面2線の構造で阪急の芦屋川同様芦屋川の上にある。芦屋から魚崎までの間では高架化が予定されており、現在工事中となっている。芦屋を出ると神戸市内に入る。1面2線の深江、2面4線の青木と現在高架化が計画されている区間を行く。青木は快速急行停車駅だったが、2009年3月20日改正から快速急行は通過するようになっている。代わりに朝ラッシュ時に運転される区間特急が同駅始発となり、着席サービスを提供している。次の魚崎は特急停車駅で、神戸新交通六甲ライナーと連絡している。

魚崎を出ると六甲ライナーがオーバークロスして阪神も高架線となって右カーブする。高架線の住吉を過ぎると左に急カーブしながら御影となる。御影は2面4線の特急停車駅で、普通と緩急接続を行う。元町方には折り返し線もあり、石屋川車庫からの入出庫の電車の発着も多い。また、駅前からは六甲山に向かうバスも発着している。同駅は急カーブの中に手狭なホームがある窮屈な構造で、近鉄の21m級車両を使用している快速急行は同駅を通過している。


御影を出ると線路は真直ぐ高架線で神戸に向かう。このあたりは阪神本線で一番線形がよい区間である。石屋川は1面2線で、石屋川車庫への側線があり、神戸方には高架の石屋川車庫が広がっている。石屋川車庫が途切れると2面2線の新在家で、同駅はJR六甲道に近い。この辺りも高架線が続き、阪神としては珍しくずっと直線が続いている。大石は2面4線の追い越し駅で、山陽普通の回送車の折り返しに使用されたり、ラッシュ時には待避駅として機能している。

大石を出て国道2号線を跨ぐと2面2線の西灘で、西灘を出ると高架線から徐々にレベルを下げていき、掘割になり、地下に入る手前に岩屋がある。岩屋は1面2線から2面2線に改良され、幾分ホームが広がっている。また、周辺の再開発に呼応して快速急行や急行も停車するようになっていたが、2009年3月20日の改正で快速急行は通過となり、急行は西宮以西への運転がなくなったため、再び普通のみ停車の駅に逆戻りしている。岩屋はJR灘、阪急王子公園に近い。岩屋から地下に入り、神戸市内を地下で抜ける。国道2号線の下に入り、春日野道となる。春日野道は阪急神戸線の同駅同様かなり狭いホームになっていたが、改良工事が行われ、現在は2面2線で幅が広くなったホームになっている。

次の三宮は4面3線の構造で、下り線側に行き止まり式ホームがある。JR神戸線、阪急神戸線、地下鉄山手線、ポートライナーと連絡しており、地下鉄海岸線三宮花時計前にも各線よりも近い位置にある。改良工事が終了し、東側にも改札口が設けられた。また、配線も変更され、中線を行き止まり式にした2面3線になった。行き止まりホームとなった2番線からは奈良行きの快速急行が発着する。三宮を出ると元町となり、阪神本線の終点となる。元町はJR元町と至近距離にあり、地上に上がるとJR元町が目の前にある。同駅は1面2線で梅田方に渡り線がある。線路は元町以西もスルー構造でつながっており、阪神電車のほとんどが元町以西に直通している。西元町は2面2線の地下駅で、花隈とJR神戸駅の中間にある。西元町を出ると阪急からの線路が上り線をオーバークロスして高速神戸となる。高速神戸は2、4番線を阪神が使用し、1、3番線を阪急が使用している。新開地方には折り返し線があり、データイムの普通はここで折り返している。高速神戸を出るとすぐに新開地となる。新開地では神鉄線(神戸高速東西線)と接続している。

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