阪急神戸線ダイヤ改正を考える~平日朝ラッシュ時ダイヤ編~

7037F通勤特急大阪梅田

7037F通勤特急大阪梅田

阪急神戸線現行平日朝ラッシュ時ダイヤ

【新開地~神戸三宮間】

新開地発7時台に、特急4本、通勤急行1本、普通1本が運転されている。通勤急行は高速神戸始発が2本運転されている。普通は高速神戸始発1本が運転されている。

【神戸三宮~西宮北口】

神戸三宮からは当駅始発の通勤特急、普通が各4本追加される。神戸三宮発では、7時台に特急4本、通勤特急4本、通勤急行4本、普通4本が運転されている。
16本/Hの運転となっている。通勤急行は西宮北口まで各駅に停車するため、優等列車と各駅停車の比率は1:1となっている。

【西宮北口~大阪梅田】

西宮北口からは当駅始発の普通が毎時4本追加される。短絡線を経由して今津線から準急が毎時4本追加される。毎時4本とは言え、厳密には15分毎ではなく、16~17分毎の運転のため、毎時3~4本の運転である。優等列車と普通の比率は2:1で、優等列車の比率が高い。とは言え、通勤急行は武庫之荘、塚口にも停車し、通勤特急、準急も塚口に停車するので、普通しか停まらない駅は園田、神崎川、中津の3駅のみとなる。この3駅でも8分に1本程度の運転が確保されており、それ以外の駅は優等列車も利用できるため利便性が高くなっている。

【ダイヤ案】

神戸三宮~西宮北口間では現行毎時16本の列車が運転されている。これを減便する必要があるかどうかは微妙なところだが、12分サイクルに通勤特急、通勤急行、普通を各1本運転して毎時15本の運転とすることは考えられる。優等比率が下がるので、神戸方面からの利便性は落ちるが、通勤特急の運転間隔は多少詰まるので、10両運転を継続して混雑を緩和すればよい。
西宮北口~大阪梅田間でも12分サイクルを採用すれば、今津準急が12分毎となる。当駅始発の普通も運転が必要ではあるが、そうなると本数が過多になるため、準急を園田停車として、普通を補完することも考えられる。

通勤特急 神戸三宮~大阪梅田     12分毎 毎時5本
通勤急行 高速神戸~大阪梅田     12分毎 毎時5本
準急   宝塚~大阪梅田       12分毎 毎時5本
普通   新開地・神戸三宮~大阪梅田 12分毎 毎時5本

1時間あたり24本の運転から20本の運転となる。特急と西宮北口始発の普通を廃止した形になる。その分運転間隔を詰めて、通勤特急、通勤急行、準急の増発を図る。神戸三宮からの直行列車は特急、通勤特急8本から通勤特急5本となるため輸送力は大幅減となる。通勤急行、普通については8本から10本になるので、各駅停車の輸送力は増となる。西宮北口からは通勤特急と通勤急行が毎時10本利用できる。現行は特急、通勤特急、通勤急行が毎時12本利用なので、2本減となり、特急の減便により所要時間は増加方向になるだろう。とはいえ、普通の運転本数を減らしたので、スムーズな運転は可能になると思われる。
武庫之荘は通勤急行が毎時4本から毎時5本に増便され、普通は毎時8本から毎時5本に減便される。運転本数は減るが通勤急行増発で多少利便性はよくなる。塚口は通勤特急が毎時4本から毎時5本に増便され、通勤急行も同様となるため利便性は上がる。そのうえ、準急も停車するので現行の毎時8本から毎時15本に増便されるので、このダイヤでは一番利便性が上がる駅となる。
園田には準急を停車させる。これにより準急と普通が毎時10本運転されるので現行よりも利便性が上がる。神崎川、中津は普通が減便されるため毎時8本から毎時5本になるため利便性はかなり落ちる。

現行の16分サイクルをベースに減便を考えると以下になる。

特急   新開地~大阪梅田   15分毎 毎時4本
通勤特急 神戸三宮~大阪梅田  15分毎 毎時4本
準急   宝塚~大阪梅田    15分毎 毎時4本
普通   神戸三宮~大阪梅田  15分毎 毎時4本
普通   高速神戸~大阪梅田  15分毎 毎時4本

通勤急行を廃止し、西宮北口始発の普通を神戸三宮まで延伸。神戸三宮~西宮北口間の運転本数は現状維持で、西宮北口~大阪梅田間では通勤急行減少分の減となる。1時間あたり24本から20本の運転に減便される。運転サイクルを縮めて15分サイクルとする。

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