【関空特急はるかとくろしおの併結運転】

HA653

HA653

コロナ禍の影響により、関空特急はるかは空港利用激減により、運休する列車が多く、未だに運転再開の見込みも立っていない。特急くろしおも高速道路延伸などで元々青息吐息だったところに、追い討ちをかけるようにコロナ禍となり、もはや瀕死状態と言っても過言ではない。パンダくろしおの増備など、まさに客寄せパンダのような車両を走らせているが、まだまだパンダくろしおに乗って気軽に子パンダを見に行けると言う状況ではない。両列車とも今しばらくは利用低迷が続くものと思われる。今春のダイヤ改正では大幅な減便等はなかったが、この状態が続くとダイヤの見直しや編成の見直しも行わざるを得ないだろう。タイミング悪く、関空特急はるかはインバウンド増加を見込んで9両編成化されたが、昨春の改正直後に6両に戻されている。せっかく全席にコンセントを搭載した271系も宝の持ち腐れとなっている。今春の改正で通勤時間帯のはるかを9両に戻すことになったが、その他の列車は運転再開すら目処が立っていない状況である。
関空特急はるかが正常運転に戻っても、利用者は以前のように戻るにはまだまだ時間がかかるだろう。現行のくろしおも利用者は戻るのに時間がかかるだろうし、利用者減が進む可能性もある。関空特急はるかは1時間毎の運転に戻るかもしれないし、9両は過剰となるだろう。くろしおも6両編成を維持することは難しくなるかもしれない。ダイヤの効率化も含めて、関空特急はるかとくろしおは京都〜日根野間で併結運転とする可能性も十分考えられる事態ではなかろうか。はるかの輸送量が少ないなら、はるかは271系を主体とした3両編成として、6両編成のくろしおを日根野まで連結すれば良い。はるかの需要が多少なりとも回復するのであればはるかを4両編成、くろしおを4両編成として需給バランスを取れば良い。くろしおはおそらく閑散期は4両編成、繁忙期でも6両編成で十分な輸送量となるように思う。繁忙期は別スジの臨時を運転するなどして多客に対応し、ダイヤの平準化を行えば阪和線のダイヤもスッキリするだろう。

HC605

HC605

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 鉄道ブログ JRへ にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました