関西各駅探訪第92回~阪急嵐山線松尾大社駅~

【京都最古の神社松尾大社は醸造の神様】

松尾大社

松尾大社

阪急嵐山線松尾大社駅は、京都市西京区にあり、松尾大社の最寄駅となっている。駅前の交差点を挟んで向かい側に松尾大社の鳥居がある。1928年11月9日の開業時には松尾神社前、1948年1月1日に松尾に改称されて以来、しばらく駅名変更はなかったが、2013年12月21日のダイヤ改正から現駅名に変更された。

松尾大社

松尾大社

駅舎は地上駅舎で、改札は1ヶ所あり、桂方面への下り線ホームと改札は地下道で結ばれている。

松尾大社

松尾大社

ホーム2面2線で、嵐山線は単線のため行き違い駅となっている。

松尾大社

松尾大社

阪急の駅名板としては異例のオリジナルのデザインが使用されている松尾大社駅。

松尾大社

松尾大社

駅の目の前には松尾大社の鳥居がある。駅の反対側には桂川が流れており、行楽シーズンにはバーベキューを楽しむ人も訪れる。

松尾大社

松尾大社

松尾大社駅近くには、京都市バス、京都バスの松尾大社前バス停がある。


松尾大社駅の2014年度の1日あたりの乗車人員は、2,707人で、うち定期利用が1,362人となっている。定期外の利用が多いのは、松尾大社への参拝客が多いということだろう。10年前の2004年度の1日あたりの乗車人員は、2,634人だったので、この10年で微増している。全体的に鉄道利用が減少している中では健闘している。

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松尾大社駅は、平日、土休日ともにデータイムは毎時4本が運転されている。嵐山線は単線のため、12分と18分毎の運転となっており、等間隔にはなっていない。行楽シーズンには、毎時6本概ね10分毎の運転を行っている。また、通常時は、6300系4両編成が使用されるが、行楽シーズンには6両編成が運用され、多客に対応している。行楽シーズンの土休日には、高速神戸、宝塚、梅田、天下茶屋、河原町から直通特急、快速特急も運転されている。直通特急、快速特急は嵐山線内各駅に停車するので、松尾大社駅にも停車する。平日朝ラッシュ時の桂方面へは、7時台に6本、8時台に5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時は、17時台から19時台まで毎時6本の運転となる。最終電車は、下りが桂発23時42分の嵐山行きで、桂で梅田発23時00分の快速急行、河原町発23時25分の普通と連絡している。上り最終は、松尾大社発23時54分の桂行きとなる。この電車は桂で、普通正雀行き、快速急行河原町行きと連絡している。

  

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