【水上の格闘技を横目に駅では乗り換えの席取り合戦だ】
大阪市交四つ橋線、南港テクノポート線住之江公園駅は、大阪市住之江区にある。四つ橋線の終点で、南港テクノポート船ニュートラムの始発駅となっている。四つ橋線は地下ホーム、ニュートラムは高架ホームから発着しており、連絡通路を介して乗り換えができる。
住之江公園駅は1972年(昭和47年)11月9日に大阪市営地下鉄四つ橋線玉出から当駅までの延伸とともに開業した。1974年(昭和49年)7月22日に大阪市の分区により駅の所在地が住吉区から住之江区に変更された。1981年(昭和56年)3月16日に大阪市交通局南港ポートタウン線の駅が開業し、乗換駅となった。1993年(平成5年)10月5日に南港ポートタウン線の駅構内で車両暴走事故が発生した。乗客215人が負傷した。2018年(平成30年)4月1日に大阪市交通局の民営化により、大阪メトロの駅となった。
四つ橋線ホームは1面2線で、終点のため、南側は行き止まり式ホームとなっている。
四つ橋線からニュートラムホームへは、直通のエスカレータが設置されている。地下1階から地上3階へ上がる長大エスカレータとなっている。
地下鉄四つ橋線の出入り口は5ヶ所あり、それに加えてニュートラムとの連絡口がある。
競艇開催に備えて広いコンコースを持つ住之江公園駅北改札。北改札の東側には大阪護国神社があり、その北側には住之江公園が広がっている。
住之江競艇場への入口となる住之江公園駅2号出口。すぐ目の前に住之江競艇場がある。
駅周辺には住之江競艇場があり、レース開催時には観客でにぎわう。2号出口から屋根付きの連絡通路を通って競艇場まで行ける。
北改札付近も多客に備えて広々としている住之江公園駅。
こちらは南南改札。南改札を上がると新なにわ筋に出る。飲食店などが建ち並びこちらの方も割合賑やかである。
住之江公園4号出口。こちらが南南改札からの出口となる。
こちらは南北改札。ニュートラムとの連絡通路の近くにあり、利便性の高い改札である。
ちょうど住之江競艇に隣接する形で、住之江通の真上にある南港テクノポート線ニュートラムの住之江公園駅。
駅のホームからはすりガラス状になっているため住之江競艇場はよく見えないが、電車に乗ると住之江競艇場がよく見える。
ホーム1面2線で、ホームドア付の南港テクノポート線ニュートラムの住之江公園駅構内。
地下鉄四つ橋線との連絡のエスカレータも設置されている。
南港テクノポート線ニュートラムの住之江公園駅改札口。大半の人が地下鉄四つ橋線に乗り換えるため、ニュートラムの改札は意外と閑散としている。
住之江公園駅の2014年度の1日あたりの乗車人員は、15,195人で、うち定期利用は4,174人となっている。2002年度のデータと比較すると、利用者は1.5倍ほど増えている。その反面定期利用は大幅に減少しており、ICカードへの移行が顕著に出ているものと思われる。
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