【関西各駅探訪第603回】近鉄奈良線額田駅

額田

【大阪の夜景を一望できる駅】

近鉄奈良線額田駅は大阪府東大阪市にある。区間準急と普通が停車する。生駒山の途中にあり、駅前後の勾配はかなりきつい。生駒山の裾野に広がる住宅街はもちろん、晴れた日には大阪市内の高層ビル群なども望むことができる。額田駅1920年7月13日に大阪電気軌道枚岡〜石切間に新設された。関西急行鉄道などを経て、1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1992年3月19日ダイヤ変更で、ホームが6両対応に延伸され、普通電車が増発された。2006年3月21日ダイヤ変更では新設された区間準急の停車駅となった。

額田

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。

額田

駅前後で勾配になっており、下り奈良方面は上り勾配の途上、上り大阪難波方面は下り勾配の途上にある。

額田

改札は2ヶ所あり、上下ホーム個別に設置されている。下りホーム側には駅舎があり、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。特急券や定期券販売窓口や券売機の設置はない。

額田

上り側にも駅舎はあるが、無人になることが多い。こちら側にもICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

額田

出口も2ヶ所で、下りホーム側が西口、上りホーム側が東口となる。西口は駅前にスーパーなどがあるが、駅周辺の道路は非常に狭い。

額田

上りホーム側も山が迫った丘陵地になっており、駅周辺の道路は狭い。こちら側は住宅街になっている。

額田駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,779人で、うち定期利用者は915人になっている。定期比率は51.4%で、50%ちょっとが定期利用者である。10年前の2006年度と比較すると全体で8.7%増、定期利用者は3.3%減、定期外利用者は25.0%増と、定期外利用者の増加が目立つ。

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました