【関西各駅探訪第636回】近鉄奈良線枚岡駅

枚岡

【見上げれば枚岡神社、見下ろせば大阪の百万ドルの夜景】

近鉄奈良線枚岡駅は大阪府東大阪市にある。河内国一宮の枚岡神社への最寄駅で、駅北側から階段を上がると神社の鳥居がある。枚岡駅には区間準急が停車する。昼間時は区間準急と普通が各3本ずつ運転され、概ね10分毎の運転となっている。大阪難波までは区間準急で23〜24分ほどかかる。普通は途中優等列車との連絡はないので、そのまま大阪方面へ乗り通すことになる。朝ラッシュ時には区間準急の運転がないため、停車列車は全て普通となる。普通は東花園で準急と連絡するが、連絡がない列車も多い。夕方ラッシュ時も区間準急の運転はなく、普通のみの運転となる。

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枚岡駅は1914年4月30日に大阪電気軌道の駅として開業した。会社合併を経て1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1992年3月19日にホーム延伸が行われ、停車列車が増加した。2006年3月21日からは区間準急が停車するようになった。

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駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。

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改札は上下ホームそれぞれに設置されている。有人改札で、駅係員は上りホーム側にいることが多い。

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ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。特急券や定期券の販売窓口はない。

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駅構内から改札、改札から出口にはスロープが設置され、バリアフリーに対応している。

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出口は2ヶ所で、下りホーム側の南口は斜面にあるため、駅前の道路は狭く、車が1台通れるかどうかといったところだ。

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上りホーム側の北口も駅周辺は狭く丘陵地になっている。階段を上がると枚岡神社の鳥居がある。

枚岡駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,490人で、うち定期利用者が1,376人となっている。定期比率は55.3%で、定期利用者が半分強という利用状況になっている。10年前の2006年度と比較すると全体で3.3%減、定期利用者が10.7%減で、定期外利用者は7.8%増となっている。

  

鉄道コム

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