【大関豪栄道と新鋭宇良を輩出した大阪の相撲王国寝屋川市の中心駅】
寝屋川市
京阪本線寝屋川市駅は、大阪府寝屋川市にある。大相撲2016年秋場所で優勝した大関豪栄道は、寝屋川市出身で、同駅周辺で優勝時にはパレードも行われた。寝屋川市駅は快速急行以下の電車が停車し、京橋までは12分前後で結ばれている。
寝屋川市駅は1910年(明治43年)4月15日に京阪本線開通と同時に寝屋川駅として開業した。1943年(昭和18年)10月1日に会社合併により京阪神急行電鉄の駅となった。1944年(昭和19年)7月16日 – 急行停車駅となった。1949年(昭和24年)8月1日に再び急行通過駅となった。同年12月1日に会社分離により京阪電気鉄道の駅となった。1951年(昭和26年)8月20日に寝屋川市駅に改称された。1963年(昭和38年)5月15日に現在地に駅を移設。これに伴って豊野駅が廃止された。1970年(昭和45年)11月2日に急行の日中停車を開始した。1974年(昭和49年)9月1日に寝屋川市駅京都側に都市計画道路池田-秦線との立体交差化工事竣工 した。1980年(昭和55年)3月23日に急行が終日停車になった。1988年(昭和63年)9月25日に自動改札機が設置された。1993年(平成5年)10月3日に下り線高架工事の進展に伴い仮駅舎の使用開始した。1994年(平成6年)10月22日に下り線高架工事の進展に伴い寝屋川車庫付近を仮線に切り替えた。1995年(平成7年)3月18日に下り線高架工事の進展に伴い京都側が仮線に切り替えられた。同年4月15日に下り線高架工事の進展に伴い寝屋川市駅の大阪側が仮線に切り替えられた。同年6月24日に上り線高架工事の進展に伴い京都側が仮線に切り替えられた。同年10月7日に上り線高架工事の進展に伴い大阪側が仮線に切り替えられた。1997年(平成9年)9月6日に上り線が高架化された。1999年(平成11年)11月20日に下り線が高架化された。2001年(平成13年)7月28日に2階コンコースが使用を開始。2002年(平成14年)3月31日に駅高架工事が竣工。2008年(平成20年)10月19日に新設された快速急行、通勤快急の停車駅となった。
寝屋川市
寝屋川市駅は高架化されており、ホーム2面2線となっている。寝屋川市～萱島間には京阪電車のメインの車庫である寝屋川車庫がある。しかし、寝屋川市駅の配線の都合上、同駅で折り返す電車は少なく、淀屋橋側からやって来る電車は萱島で折り返したり、入庫したりしている。
寝屋川市
改札は2ヶ所あり、北改札と南改札がある。南改札がメインの改札で、駅員室はガラス張りになっており、開放的な感じがする。改札付近には京阪系のコンビニアンスリーや定期券売り場がある。
寝屋川市
北改札も有人改札となっている。訪問した時期がちょうど秋場所の跡で、改札付近に大関豪栄道祝優勝のメッセージボードが置かれていた。
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改札内にはマクドナルドの店舗もあり、下り大阪方面行きホームには立ち食いそば麺座もある。
寝屋川市
西口南改札側にはロータリーがあり、京阪バスが発着している。
寝屋川市
北改札西側は一方通行の道路があるだけで非常に狭い。
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北改札東側も一方通行の道路があるだけで、西側と大して変わらぬ狭さとなっている。
寝屋川市
寝屋川市東口はメインとなる出口で、西口よりも広大なロータリーがあり、バスやタクシーが発着しており、スーパーイズミヤやアドバンスねやがわなどのビルが建ち並んでいる。
寝屋川市
寝屋川市駅南改札東口1Fの出口。屋根で覆われており、雨が降ってもバス乗り場まで傘を差さずに行ける。
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寝屋川市駅南改札東口2F出口。こちらはペデストリアンデッキにつながっており、アドバンスねやがわ2号館と連絡している。
寝屋川市駅の2015年度1日あたりの乗車人員は33,863人で、うち定期利用者は17,459人となっている。定期比率は51.6%で、定期比率はあまり高くない。10年前の2005年度の乗車人員は37,296人で、定期利用者は21,744人だった。乗車人員ベースで9.2%減、定期利用者に至っては19.7%も減少している。定期外利用者は4.5%増となっているので、定期利用者の一部が定期外利用にシフトしているものと思われるが、全般的に減少傾向は続いており、1990年代と比べると乗車人員ベースで1万人は減っている。寝屋川市周辺の人口減などが要因で、京阪だけでなく、寝屋川市としても歯止めをかけていく努力が必要だろう。
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