【パナソニック本社の御膝元】
京阪本線西三荘駅は大阪府門真市にある。家電大手で日本を代表する電機メーカのパナソニックの本社が駅北側にある。朝夕の通勤時間帯には同社の社員でホームは賑わう。守口市以遠各駅に停まる区間急行が停車する。昼間時は普通のみの運転で、毎時6本10分毎の運転となっている。普通は守口市で準急に連絡している。平日朝ラッシュ時下り淀屋橋方面へは、7時台に区間急行5本、普通6本が運転されている。8時台には区間急行4本、普通8本が運転されている。平日夕方ラッシュ時には17時台に区間急行2本、普通5本が運転、18時台には区間急行1本、普通6本が運転、19時台には普通が7本運転されている。
西三荘駅は1975年3月23日に開業した後発の駅である。高架複々線化により設置された駅で、それまで京都寄りにあった門真駅がその前身にあたる駅である。高架複々線化前は、門真駅があり、新門真(現門真市)駅が開業して、高架複々線化により、門真駅が廃止、西三荘駅が新設され、新門真は門真市駅となった。
駅構内はホーム2面4線で、ホームは緩行線(B線)にのみ設置されており、中央の急行線(A線)にはホームはない。
ホーム有効長は18m級車両8両分ある。区間急行、普通ともに7両編成での運転が多いが、入庫を兼ねた8両編成での運転もあるため、ホーム有効長は8両となっている。
改札は地上2階にあり、ホームから改札へはエレベータと上りエスカレータが設置されている。
改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
出口は2ヶ所あり、南側は住宅地になっており、駅周辺の道路は狭い。
北側にはパナソニックの本社工場があり、こちら側も社員の出入りは多いが、普段の人通りはあまり多くない。
駅高架下にはDAISOなどの店舗が数点入居している。
西三荘 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 11,030 | 4,886 | 6,144 | 44.3% |
2006年度 | 12,093 | 5,058 | 7,035 | 41.8% |
対06年度比 | 91.2% | 96.6% | 87.3% |
西三荘駅の2016年度1日あたりの乗車人員は11,030人で、うち定期利用者は4,886人となっている。定期比率は44.3%で、意外にも定期利用者は50%を割っている。10年前の2006年度と比較すると全体で8.8%減、定期利用者は3.4%減、定期外利用者は12.7%減となっている。