【関西各駅探訪第716回】京阪本線西三荘駅

西三荘

【パナソニック本社の御膝元】

京阪本線西三荘駅は大阪府門真市にある。家電大手で日本を代表する電機メーカのパナソニックの本社が駅北側にある。朝夕の通勤時間帯には同社の社員でホームは賑わう。守口市以遠各駅に停まる区間急行が停車する。昼間時は普通のみの運転で、毎時6本10分毎の運転となっている。普通は守口市で準急に連絡している。平日朝ラッシュ時下り淀屋橋方面へは、7時台に区間急行5本、普通6本が運転されている。8時台には区間急行4本、普通8本が運転されている。平日夕方ラッシュ時には17時台に区間急行2本、普通5本が運転、18時台には区間急行1本、普通6本が運転、19時台には普通が7本運転されている。

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西三荘駅は1975年3月23日に開業した後発の駅である。高架複々線化により設置された駅で、それまで京都寄りにあった門真駅がその前身にあたる駅である。高架複々線化前は、門真駅があり、新門真(現門真市)駅が開業して、高架複々線化により、門真駅が廃止、西三荘駅が新設され、新門真は門真市駅となった。

西三荘

駅構内はホーム2面4線で、ホームは緩行線(B線)にのみ設置されており、中央の急行線(A線)にはホームはない。

西三荘

ホーム有効長は18m級車両8両分ある。区間急行、普通ともに7両編成での運転が多いが、入庫を兼ねた8両編成での運転もあるため、ホーム有効長は8両となっている。

西三荘

改札は地上2階にあり、ホームから改札へはエレベータと上りエスカレータが設置されている。

西三荘

改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

西三荘

出口は2ヶ所あり、南側は住宅地になっており、駅周辺の道路は狭い。

西三荘

北側にはパナソニックの本社工場があり、こちら側も社員の出入りは多いが、普段の人通りはあまり多くない。

西三荘

駅高架下にはDAISOなどの店舗が数点入居している。

西三荘 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 11,030 4,886 6,144 44.3%
2006年度 12,093 5,058 7,035 41.8%
対06年度比 91.2% 96.6% 87.3%  

西三荘駅の2016年度1日あたりの乗車人員は11,030人で、うち定期利用者は4,886人となっている。定期比率は44.3%で、意外にも定期利用者は50%を割っている。10年前の2006年度と比較すると全体で8.8%減、定期利用者は3.4%減、定期外利用者は12.7%減となっている。

  

鉄道コム

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