【近鉄長瀬とは似て非なるほど離れている】
JRおおさか東線JR長瀬駅は大阪府東大阪市にある。普通のみが停車する駅で、東へ約1㎞の距離に近鉄大阪線の長瀬駅がある。おおさか東線の方が後発のためJRが付けられ区別されているが、同じように近鉄の駅に対して後発となるJR河内永和、JR俊徳道に関しては、それぞれ連絡駅となっている。
当駅は近鉄長瀬駅とは連絡駅にはなっておらずかなり離れている。近鉄大阪線長瀬駅は近畿大学への最寄駅となっているが、同大学は長瀬駅の南東側にあるため、JR長瀬駅からはとてもではないが歩いて行ける範囲ではない。入試などで駅を間違えるとえらいことになるので、受験生は注意が必要だ。おおさか東線は終日毎時4本の運転となっている。JR長瀬駅は2008年3月15日ダイヤ改正で、おおさか東線第1期区間とともに開業した。
駅構内は高架ホーム1面2線で、ホーム有効長は20m級車両8両分あるが、現在は6両分のみ使用し、放出方の2両分は仕切りが入れられ立ち入り禁止となっている。
ホームから改札がある地上へはエレベータ、エスカレータが設置されている。
改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
みどりの窓口は設置されていないが、みどりの券売機は設置されている。
出口は2ヶ所で、西口がメインとなっている。西口にはロータリーが整備され、タクシーや路線バスが発着している。
東大阪市や八尾市を中心に路線を運行している大阪バスが乗り入れている。
駅高架下には駐輪場も整備されている。
東口もロータリーがあるが、こちらはバスやタクシーの乗り入れはなく、送迎用の自家用車の乗り入れに使用されている。
JR長瀬 | 乗車 | |||
年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 3,212 | 2,123 | 1,089 | 66.1% |
2008年度 | 1,919 | 1,181 | 738 | 61.5% |
対08年度比 | 167.4% | 179.8% | 147.6% |
JR長瀬駅の2016年度1日あたりの乗車人員は3,212人で、うち定期利用者は2,123人となっている。定期比率は66.1%で、定期利用者が多い傾向となっている。開業年度の2008年度と比較すると全体で67.4%増、定期利用者は79.8%増、定期外利用者は47.6%増となっており、順調に利用者が増えている。