【かつては特急も停車したことがある宝塚山手住宅の最寄駅】
阪急宝塚本線山本駅は兵庫県宝塚市にある。平井の副駅名が付けられている。石橋以遠各駅に停まる急行停車駅で、かつて運転されていた特急や快速急行も停車していた主要駅である。電車はデータイムに急行が毎時6本10分毎の運転で、平日朝ラッシュ時上り7時台に急行が4本、準急4本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には7本が運転されている。
山本駅は1910年(明治43年)3月10日に箕面有馬電気軌道(現在の阪急電鉄)開通と同時に開業した。同年10月23日に花屋敷(1962年に雲雀丘花屋敷駅に統合)~当駅間に平井駅が開業した。1944年(昭和19年)9月1日に平井駅を当駅に統合し、現在位置に移設した。1989年(平成元年)8月1日に地下駅舎化された。2000年(平成12年)6月4日ダイヤ改正で特急停車駅となった。2013年(平成25年)12月21日に駅番号が導入された。
駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両8両分ある。
上下ホーム間には地下道が設置されている。エレベータ、エスカレータが設置されており、バリアフリーに対応している。
改札は1ヶ所で地下に設置されている。有人改札でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は2ヶ所で南北に出られる。北口がメインでロータリーが設置されており阪急バスが乗り入れている。
南口は最明寺川が流れており、駅周辺は狭い。
山本 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 9,537 | 5,395 | 4,142 | 56.6% |
2008年度 | 8,573 | 4,332 | 4,241 | 50.5% |
対08年度比 | 111.2% | 124.5% | 97.7% |
山本駅の2018年度1日あたりの乗車人員は9,537人で、うち定期利用者は5,395人となっている。定期比率は56.6%で、定期利用者は6割を切っている。10年前の2008年度と比較すると全体で11.2%増、定期利用者は24.5%増、定期外利用者は2.3%減となっている。