【近鉄京都線と直通する烏丸線南部のキーステーション】
京都市営地下鉄烏丸線、近鉄京都線竹田駅は京都市伏見区にある。京都市営地下鉄烏丸線の終点で、ここで近鉄京都線と連絡及び直通している。近鉄京都線は急行以下の電車が停車する。北側には京都市営地下鉄の車庫も併設されており、運転上の拠点となっている。昼間時近鉄京都線は急行が毎時4本、普通が毎時6本運転されている。このうち急行1本と普通2本は地下鉄直通となっている。地下鉄烏丸線は昼間時毎時8本が運転されている。このうち1本が近鉄直通の急行となるが、烏丸線内は各駅に停車する。平日朝ラッシュ時は、近鉄京都線が8時台に急行6本、準急2本、普通5本が運転される。ラッシュ時間帯には急行の地下鉄直通は設定されていない。烏丸線は7時台、8時台にそれぞれ14本が運転されている。平日夕方ラッシュ時は18時台に急行が4本、準急が1本、普通が7本運転、19時台には急行4本、準急1本、普通が6本の運転となっている。竹田駅は1928年11月15日に奈良電気鉄道の城南宮前駅として開業した。1940年に竹田に改称された。1963年10月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1987年7月9日に現在位置に移転し、翌1988年6月11日に京都市営地下鉄烏丸線が延伸開業した。これに伴い近鉄京都線の急行、準急が停車するようになった。同年8月28日からは近鉄と京都市営地下鉄の直通運転が開始された。
駅構内はホーム2面4線で、1番線と4番線を近鉄京都線、2番線と3番線を京都市営地下鉄烏丸線が使用する。ホーム有効長は21m級車両6両分ある。
大和西大寺方には地下鉄折り返し用の引上げ線が2本ある。近鉄には折り返し線はなく、当駅折り返しはできない。
京都方には京都市営地下鉄の車庫があり、近鉄京都線は高架になっており、地下鉄の車庫への線路を乗り越す形になっている。
地下鉄烏丸線は竹田を出るとすぐに地下に潜るため、京都方には地下への坑口が見えている。
駅舎は橋上にあり、京都方と大和西大寺方の2ヶ所ある。京都方の北改札にはエレベータ、エスカレータが設置されているが、大和西大寺方の南改札は階段のみとなっている。
改札は2ヶ所で、北改札と南改札がある。北改札は有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。駅管理は京都市営地下鉄が行っており、駅係員は京都市の職員となっている。
南改札も有人改札となっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
出口は6ヵ所で、北改札に4ヶ所、南改札に2ヶ所がある。北改札東口に1号出口と3号出口がある。
ロータリーが設置されており、京都市バス、京阪バス、近鉄バスの路線バスが乗り入れている。
北改札西口には2号出口と4号出口がある。こちら側にもロータリーが設置されている。京都市バス、京阪バスの路線バスのほかに高速バスの発着もある。
南改札東口にはロータリーなどはなく、商業店舗や住宅が建ち並んでいる。
南改札西口にはエスカレータが設置されている。また付近には駐輪場がある。
竹田 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 25,948 | 15,839 | 10,109 | 61.0% |
2006年度 | 23,466 | 15,512 | 7,953 | 66.1% |
対06年度比 | 110.6% | 102.1% | 127.1% |
地下鉄竹田駅の2016年度1日あたりの乗車人員は25,948人で、うち定期利用者は15,839人となっている。定期比率は61.0%で、定期利用者は多い方である。10年前の2006年度と比較すると全体で10.6%増、定期利用者は2.1%増、定期外利用者は27.1%増となっている。
竹田 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 24,604 | 15,984 | 8,620 | 65.0% |
2006年度 | 23,482 | 15,992 | 7,490 | 68.1% |
対06年度比 | 104.8% | 99.9% | 115.1% |
近鉄竹田駅の2016年度1日あたりの乗車人員は24,604人で、うち定期利用者は15,984人となっている。定期比率は65.0%で、定期利用者が多い。10年前の2006年度と比較すると全体で4.8%増、定期利用者は0.1%減、定期外利用者は15.1%増となっている。