関西各駅探訪第196回~近鉄奈良線新大宮駅~

【奈良市の官公庁街にある快急停車駅】

新大宮

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近鉄奈良線新大宮駅は、奈良県奈良市にある。近鉄奈良の一つ手前の駅で、奈良市の官庁が集まる地区となっており、快速急行も停車するようになった。

新大宮駅は1969年(昭和44年)12月9日に奈良線油阪〜近畿日本奈良間の併用軌道区間の地下化と同時に開業した。同日に油阪駅は廃止された。2000年(平成12年)3月15日にホーム延長工事完成により、快速急行停車駅となった。2007年(平成19年)4月1日からICカードPiTaPaの使用を開始した。

新大宮

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対向ホーム2面2線で、快速急行停車に備えて、10両編成が停車可能となっている。

新大宮

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改札は二ヶ所あり、上下ホームにそれぞれ設置されている。どちらも奈良方にある。

新大宮

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下り奈良行きホームには、大和西大寺側に臨時改札がある。この臨時改札は、ラッシュ時のみ開けられる。

新大宮

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改札はICカード対応の自動改札が設置される有人改札となっている。

新大宮

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駅前には踏切があり、上下線間の移動はこれを渡らなければならない。

新大宮

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下りホーム北側にロータリーがあり、奈良交通のバスやタクシーが発着している。

新大宮

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北側ロータリー側から新大宮駅駅舎を望む。駅前にはあすなろの銅像が立っている。

新大宮

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駅南側から新大宮駅上りホームの駅舎を見る。隣の踏切は車の交通量も多い。

新大宮駅の2014年度1日あたりの乗車人員は13,408人で、うち定期利用者は7,267人となっている。定期比率は54.2%で、近年の傾向で定期比率はそれほど高くない。10年前の2004年度には12,731人の乗車人員があり、定期利用者は6,946人だった。全体で5.3%の増加、定期利用者も4.6%増加しており、微増傾向にある。近畿圏では各駅とも利用者が減少傾向にある中、健闘している駅の一つと言える。

  

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