関西各駅探訪第149回~京福北野線鳴滝駅~

【駅を出るとそこは・・・桜のトンネルだった!】

鳴滝

鳴滝

京福北野線鳴滝駅は、京都市右京区にある。京都の市街地というよりかは郊外といったところで、周辺は住宅地となっている。宇多野までの間に春になると線路際に桜が咲き誇る桜のトンネルがある。鳴滝駅は1926年(大正15年)3月10日に京都電燈が経営する嵐山電鉄北野線が高雄口(現在の宇多野)から帷子ノ辻まで延伸した際に開業した。1942年(昭和17年)3月2日に路線継承により京福電気鉄道の駅となった。

鳴滝

鳴滝

鳴滝駅はホーム2面2線の行き違い駅で、北野白梅町方で線路はカーブしており、進行方向を北から東へ向けている。

鳴滝

鳴滝

駅から宇多野方面を見ると春には桜のトンネルが見える。駅近くには菜の花も咲いており、京都の春を満喫できる隠れた名所となっている。

京福611

611

鳴滝の桜のトンネルを行く京福611型電車。昨今訪問者が増えたため、安全確保のため線路付近にはロープが敷かれている。


2014年度の鳴滝駅の1日あたりの乗車人員は、414人で、2004年度よりも50%近く増加している。定期利用者も大幅に増えており、嵐電の利用者が増えているものと思われるが、定期外利用者の増加は、春の桜のトンネルのシーズンに訪れる人が多くなっていることも影響しているものと思われる。

  

鉄道コム

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