【関西各駅探訪第804回】近江鉄道本線日野駅

日野

【かつてはレールバスの拠点があった】

近江鉄道本線日野駅は滋賀県蒲生郡日野町にある。かつて本線の八日市~貴生川間では輸送コスト削減のため、レールバスが導入されていた時期があったが、その時には、給油設備などレールバスの拠点が置かれていた。昼間時は毎時1本の運転。朝夕の時間帯には毎時2本が運転されている。日野駅は1900年10月1日近江鉄道八日市~当駅間開通とともに開業した。

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駅構内はホーム2面3線で、2面2線に加えて、ホームに面しない中線がある。

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上下ホーム間には構内踏切が設置されている。

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改札は有人で、自動改札機や自動券売機の設置はない。切符の販売は行われており、昔ながらの硬券を使用している。

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駅舎内には観光案内交流施設なないろが併設されている。

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出口は1ヵ所で、東側にのみ出られる。

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駅前にはバス停があり、近江鉄道、日野町営バスの路線バスが発着している。

日野 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 426 365 61 85.8%
2006年度 516 363 153 70.3%
対06年度比 82.5% 100.6% 39.6%  

日野駅の2016年度1日あたりの乗車人員は426人で、うち定期利用者は365人となっている。定期比率は85.8%で、定期利用者が8割以上を占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で17.5%減、定期利用者は0.6%増、定期外利用者は60.4%減となっており、定期外利用者の落ち込みが大きい。

  

鉄道コム

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