【関西各駅探訪第1252回】JR播但線新井駅

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【あらいではなくにいと読む】

JR播但線新井駅は兵庫県朝来市にある。かつて急行但馬が走っていた頃は当駅にも停車していたが、急行廃止後は普通のみが停車する駅となった。現在は隔駅停車的な快速が運転されており、当駅に停車する。列車は概ね毎時1本の運転だが、時間帯によっては2時間ほど間が空く時間帯もある。

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新井駅は1901年8月29日に播但鉄道の生野からの延伸により終点として開業した。1903年6月1日には山陽鉄道に譲渡され同鉄道の駅となった。1906年4月1日には和田山まで延伸されて中間駅となった。同年12月1日に国有化された。1909年10月12日に路線名が制定されて播但線の駅となった。1980年4月1日に車扱貨物が廃止された。

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駅構内は地上ホーム2面2線で、かつては2面3線の構造だったため、上り線側ホームの東側には線路があった跡が確認できる。

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上下ホーム間には陸橋が設置されているが、エレベータの設置はなくバリアフリーには対応していない。

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改札は1ヶ所で簡易委託駅で、早朝と夕方以降は無人になる。自動改札機や自動券売機などは設置されていない。また、ICカードの利用もできない。

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駅舎内にはギャラリーのスペースも設けられている。

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出口は1ヶ所で駅西側に出られる。駅前は広く車の乗り入れができる。駅前にはタクシーも常駐している。

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駅前には全但バスの路線バスが乗り入れている。

新井 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 132 104 28 78.8%
2006年度 213 170 43 79.8%
対06年度比 62.0% 61.2% 65.1%

新井駅の2016年度1日あたりの乗車人員は132人で、うち定期利用者は104人となっている。定期比率は78.8%で、定期利用者が8割近くを占めている。10年前の2008年度と比較すると全体で38.0%減、定期利用者は38.8%減、定期外利用者は35.9%減となっており、いずれも30%以上減少している。

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