【関西各駅探訪第762回】南海本線春木駅

春木

【空港急行も停車する岸和田競輪場への最寄駅】

南海本線春木駅は大阪府岸和田市にある。急行は通過するが、空港急行、区間急行は停車する駅で、岸和田競輪場への最寄駅にもなっている。空港急行が当駅に停まるのは、空港急行の前身の白線急行からの名残である。

1031F普通なんば

1031F普通なんば

昼間時は空港急行、普通がそれぞれ毎時4本運転されている。平日朝ラッシュ時上りは、7時台に空港急行3本、区間急行が1本、準急が2本、普通が7本運転されている。準急は1本が当駅始発となっている。平日夕方ラッシュ時下りは19時台に空港急行4本、普通6本が運転されている。春木駅は1914年10月18日に大津(現在の泉大津)〜岸和田間に新設された。

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駅構内はホーム2面3線で、上り線側に副本線がある。

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上り副本線は和歌山市側が行き止まり式になっている。当駅発着の電車用のホームになっている。

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ホーム有効長は下り1番線と上り2番線は21m車両8両分あり、3番線は21m級車両6両分となっている。

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改札は2ヶ所あり、上下ホーム個別に設置されている。

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有人改札でICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

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上りホーム側の駅舎はリニューアルされて綺麗な建屋になった。

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かつては臨時改札が下りホーム側にあったが、現在はなくなっている。

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出口も2ヶ所で、上下改札それぞれの出口が南側にある。

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駅北側には岸和田競輪場とラ・パーク岸和田のショッピングセンターがある。

春木 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 7,614 4,832 2,782 63.5%
2006年度 8,438 4,833 3,605 57.3%
対06年度比 90.2% 100.0% 77.2%  

春木駅の2016年度1日あたりの乗車人員は7,614人で、うち定期利用者は4,832人となっている。定期比率は63.5%で、定期利用者が6割を超えており、昨今の傾向からすると定期比率は高い方と言える。南海本線の中では貝塚に次ぐ乗車人員で、特急停車駅の尾崎よりも乗車人員は多い。10年前の2006年度と比較すると全体で9.8%減、定期利用者はほぼ横ばい、定期外利用者は22.8%減となっている。

  

鉄道コム

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