【中央大通りと内環状が交差する交通の要衝】
大阪メトロ中央線、今里筋線緑橋駅は大阪市東成区にある。中央線と今里筋線が連絡する結節点で、道路交通でも中央大通りと今里筋が交差する交通の要衝となっている。中央線が先に開通し、今里筋線は後発のため、連絡はあまり便利とは言えない。中央線は昼間時は7〜8分毎で毎時8本の運転。平日朝ラッシュ時上りコスモスクエア方面へは7時台に12本、8時台に15本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り長田方面へは17時台に11本、18時台に12本、19時台に8本が運転されている。今里筋線は昼間時10分毎毎時6本の運転で、平日朝ラッシュ時上り井高野方面へは8時台に13本が運転されている。平日夕方ラッシュ時今里方面へは18時台に12本が運転されている。
緑橋駅は1968年7月29日に中央線森ノ宮〜深江橋間延伸とともに開業した。
2006年12月24日には今里筋線が開業して連絡駅となった。
駅構内は中央線が島式ホーム1面2線で、ホーム有効長は18m級車両6両分となっている。
今里筋線ホームも島式ホーム1面2線で、ホーム有効長は16m級車両4両分となっている。
今里筋線ホームには上部開放型のホームドアが設置されている。今里筋線はワンマン運転を行うため、後部確認用のミラーも設置されている。
改札は3ヶ所ある。中央線専用の東改札、共用の西改札、今里筋線用の北改札がある。東改札は今里筋からは東に離れた位置にある。有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
西改札は今里筋側にあり、今里筋線からの連絡通路にも繋がっている。有人改札でICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
北改札は今里筋線開業とともに設置された。今里筋線各駅と同じような造りで、オレンジを基調とした色使いをしている。有人改札でICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
出口は6ヶ所ある。2から5号出口は中央線側にある。2号出口は中央大通りの北側にあり、ギャレ緑橋の中にある。
3号出口は中央大通りの南側にある。
4号出口は中央大通りの北側、今里筋の東側にある。
5号出口は中央大通りの南側、今里筋の東側にあり、緑橋の交差点付近にある。
6号出口と7号出口は今里筋線側にあり、今里筋にある。6号出口は今里筋の西側にあり、一番北側にある。
7号出口は今里筋の東側にあり、ダイワ駅ビルの中にある。地下には駐輪場も併設されている。
阪神高速東大阪線高架下には駐輪場が設置されており、ここから駅へと入ることもできる。
緑橋 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 10,502 | 2,824 | 7,678 | 26.9% |
2002年度 | 10,031 | 4,631 | 5,400 | 46.2% |
対02年度比 | 104.7% | 61.0% | 142.2% |
緑橋駅の2016年度1日あたりの乗車人員は10,502人で、うち定期利用者は2,824人で、定期比率は26.9%となっている。2002年度と比較すると全体で4.7%増、定期利用者は39.0%減、定期外利用者は42.2%増となっている。2002年度はまだ今里筋線は開業してなかったので、中央線単体での数値となっている。その後、2006年に今里筋線が開業したが、開業後も大きく数字が増えているわけではなく、今里筋線開業効果はほとんど現れていない。