【関西各駅探訪第569回】近鉄大阪線弥刀駅

弥刀

【信貴線送り込みが引き上げ線を使用する】

近鉄大阪線弥刀駅は大阪府東大阪市にある。布施から3駅目にあり、待避線と引上げ線がある。普通のみが停車し、大半の普通はここで優等列車の待避を行う。弥刀駅は1925年12月10日に大阪電気軌道八木線の長瀬〜久宝寺口間に新規開業した。1941年3月15日に関西急行鉄道の駅となり、1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1949年7月26日に上下待避線が設置された。

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駅構内はホーム2面4線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。

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下り線伊勢中川方のの外側に引上げ線がある。以前は当駅折り返し電車の発着に使用されていたが、今は信貴線電車の送り込み回送が使用するのみとなっている。

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改札は上下ホーム個別にあり、上下ホーム間は連絡していない。

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下りホーム側の改札は有人になっており、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

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駅前は商店街と住宅街になっているため、駅周辺の道路は狭く、バスやタクシーの乗り入れはない。

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上りホーム側の改札は基本的に無人化されており、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

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上り側の駅前は下り側よりもさらに狭く、駅周辺はクルマの乗り入れはできない。

弥刀駅の2016年度1日あたりの乗車人員は5,478人で、うち定期利用者が2,959人となっている。定期比率は54.0%で半分強が定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で13.7%減、定期利用者が23.9%減、定期外利用者は2.6%増となっており、定期利用者のおちこみが大きい。

  

鉄道コム

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