【関西各駅探訪第631回】近鉄橿原線筒井駅

筒井

【駅近くに戦国大名筒井順慶の居城筒井城跡がある】

近鉄橿原線筒井駅は奈良県大和郡山市にある。橿原線唯一の高架駅で、駅の南側で国道25号と交差している。筒井駅には普通のみが停車する。普通は昼間時には毎時4本運転されているが、等間隔にはなっていない。平日朝ラッシュ時間帯には1時間あたり7本、平日夕方ラッシュ時間帯には1時間あたり6本の電車が運転されている。橿原神宮前方面へは天理線直通電車も運転されている。

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筒井駅は1922年4月1日に大阪電気軌道畝傍線の駅として開業した。会社合併などを経て1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1977年には現在の高架駅が完成した。

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駅構内は高架ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両4両分ある。

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改札は地上にあり、ホームから改札へはエレベーターと上りエスカレーターが設置されている。

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改札は1ヶ所で、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。特急券販売窓口はなく、定期券の購入もできない。駅にはコインロッカーが設置されている。

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出口は1ヶ所で駅東側に出られる。駅前は商店街になっている。駅前にはタクシーの停車スペースがある。

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駅南側の国道25号線にバス停があり、奈良交通のバス路線が運行されている。

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駅前の商店街のテントには、がんばれバッファローズの文字が残っており、在りし日の近鉄バッファローズを思い出させてくれる。

筒井駅の2016年度1日あたりの乗車人員は4,068人で、うち定期利用者が2,603人となっている。定期比率は64.0%で、7割弱が定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で、14.1%減、定期利用者は14.8%減、定期外利用者は12.7%減となっている。

  

鉄道コム

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