【関西各駅探訪第373回】近鉄湯の山線桜駅

【駅前まで名水百選の湧き水が引かれている】

桜

近鉄湯の山線桜駅は三重県四日市市にある。1913年6月1日に四日市鉄道川島村〜湯の山間延伸とともに桜村駅として開業した。1931年3月1日には三重鉄道の駅となり、1944年2月11日には三重交通の駅となった。1954年7月には桜駅に改称された。1964年2月1日にには三重交通から三重電気鉄道に譲渡され、同年3月1日には762mmから1435mmの標準軌へ改軌された。1965年4月1日に三重電気鉄道が近畿日本鉄道に合併されて今日に至っている。

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ホーム2面2線の行き違い駅で、1線スルーの構造になっている。現在は定期特急の運転はないため、1番線が四日市方面行き、2番線が湯の山温泉方面行きが使用している。

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改札は1ヶ所で地下にあり、両側のホームからは地下道で結ばれている。

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出口は2ヶ所ある。北口にはロータリーがあり、湧き水を引いた智積養水もこちら側にある。

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南口は住宅地の中にあり、駐輪場がある。

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地下駅舎だが、駅構内にはエレベータなどの設置はないため、スロープが設けられており、バリアフリーに対応している。

桜駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,124人で、うち定期利用者は1,676人となっている。定期比率は78.9%で、ローカル駅らしく定期比率がかなり高くなっている。10年前の2006年度と比較すると全体で6.8%減、定期利用者は8.7%減となっている。

  

鉄道コム

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